5元中継

 
 プー太郎生活1411日目。

 わしは聖徳太子じゃねぇ。5元中継が限度だ。

 NHK:関東一−小山台 

 テレビ埼玉:花咲徳栄−春日部共栄 

 バーチャル中継:星稜−鵬学園、広陵−広島商、明徳義塾−岡豊 

 まず、広陵−広島商から脱落した。広島商が試合中盤で点差を広げたからである。

 広陵−広島商は、力の広陵が押すと思っていた。が、広島商が得点を重ねた。

 中井監督は、何を思ってエースの河野を先発させなかったのか? 河野も乱打されたから広陵が勝てる試合ではなかったが。

 関東一−小山台は、関東一が危なげなく勝った。だから、この試合は耳で聴いていた。

 花咲徳栄−春日部共栄は、花咲徳栄が春日部共栄を振り切った。

 花咲徳栄の打線は2年前の甲子園で優勝したチームほどではなく、投手力もイマイチ。甲子園に出場したとしても、2年前の再現はないな。

 明徳義塾−岡豊は、猛打の明徳義塾が5回まで1安打と抑え込まれた。しかも、初回に1点先行されるという苦しい展開。

 局面を打開しようと、馬淵のおっさんが連続して代打を出すなどして動いた。それは実らなかったものの、終盤、相手投手を捉え、逆転勝ちした。

 その辺は流石の底力である。高知との決勝戦が楽しみだ。

 星稜−鵬学園は、とんでもない試合になった。試合前は星稜の楽勝かと思ったが…。

 実際、星稜が初回にスリーランで先制し、控え左腕が好投した。たが、拙攻を繰り返し、7回までに4点しか取れなかった。

 これが7回裏の相手の反撃を呼び込んだ。麻雀でもそうだが、追加点は確実に取らないと勝負は縺れる。

 7回裏、鵬学園は1−4から2点を返し、なおもノーアウト2塁。奥川を引っ張り出すことに成功した。

 奥川は連続三振を取ったが、3人目のバッターに四球を出した。逆転のランナーだから嫌な予感がした。

 その辺の勘は、まだ鈍ってねぇくせぇ。奥川が代打に逆転ツーベースを打たれたのである。

 鵬学園が終盤にまさかの1点リード。場内が異様な雰囲気になった。

 星稜の奥川まで消えるのか? 流れからして、それを覚悟した。

 8回表、先頭バッターは奥川。奥川は2球目をファーストファールフライ。

 ところが、ファーストが簡単なフライを取れず、その次の球を奥川が場外ホームラン。箕島−星稜の16回裏を思い出したわ。

 もしファールフライで奥川がアウトになっていたら、鵬学園のジャイアントキリングとなっていただろう。

 こうなったら実力に勝る星稜のもの。延長10回表に奥川の2打席連続ホームランなどで3点を勝ち越した。

 その裏の奥川自らのエラーによる失点はご愛敬か? そんなことはねぇ。

 10回表の奥川の打席であるが、1塁が空いていたから敬遠すべきではなかったか? 馬淵のおっさんや三白眼の男なら敬遠を指示したはず。

 それにしても、星稜は冷や汗を搾り取られる試合をしたものである。負けパターンの試合をひっくり返したことを今後の糧としないといかん。

 午後は、創志学園−倉敷商、東海大相模−相模原に集中した。

 
「ワンマンチームで優勝した例はない」 

 今年の創志学園も例外とはなれなかった。今年の創志学園は打力もあった昨年のチームとは違い、西のワンマンチームだったと言える。

 だから、今日の0−2の敗戦も致し方ない。0点では勝てんよ。

 岡山放送の解説者が、
「3季連続で甲子園に出場された岡山東商の原邦彦さん」と紹介され、「おっ」という声が出た。

 岡山東商の原投手といえばカーブの名手で、中国大会で、あの崇徳打線を手こずらせたことで知られる。

 東海大相模−相模原は、結果的には東海大相模のコールド勝ちだったものの、楽な内容ではなかった。

 相模原のサイドハント好投に少し手を焼いたからである。それでも長打攻撃は見事であった。

 東海大相模の7回の2失点はいただけなかった。エラー2つが絡んでノーヒットでの失点。冨二夫ちゃんが解説だったら苦言を呈したはずである。

 明日は重要な試合が数多くある。が、号泣組翁に2時に会いに行くのでバーチャル中継をロクに見られない。

 結果を知って絶叫マシーンになりそうな嫌な予感だ。そういう予感だけは当たりくさる。

 おっ。セ・リーグが面白いことになってきたな。読売が嵌っているくせぇ。

 DeNと3.5差か。岡山東商の原投手と同じ歳で同じ名前の原辰徳は、さぞかし焦っていよう。

 しかし、今は予選モードだ。それを忘れてもらっては困る。

 現在、午後7時過ぎ。ザトペックは終了した。

 ザトペック中に死なずに済んだ。明日は予選の結果でショック死しないようにしたい…。

次の日へ 前の日へ
日記トップへ HPトップへ
5元中継