一気に16校決まる
プー太郎生活1412日目。
今日は一気に16地区で代表校が決まった。そんなのも、あまり記憶にないな。
「速報、甲子園への道」は収拾がつくまい。わしも、全地区に言及することはできん。
テレビ埼玉で見ていた埼玉大会の決勝戦が大差になったので、tvkに切り換えた。
花咲徳栄相手にミスが出て、初回から押し出し2つでは、そりゃ、大差になるって。
花咲徳栄は今年も打線がいいな。下位まで切れ目がない。
しかし、2年前のチームと比較すると、やはり見劣りする。2年前のチームは、千丸、西川、野村の2番から4番が特に強烈であった。
東海大相模が大差で勝つとは思っていた。それにしたって、24−1たぁ。
tvkのアナが決勝戦が大差になった試合として、76年に東海大相模が19−0で勝った試合を挙げた。
その時のクリーアップは、今や伝説の原、津末、村中。その試合をテレビで見ていたが、まだ生まれてはいなかった。
日大藤沢の監督は、元中日の山本昌の弟。観戦に来ていた山本昌は、この大差にさぞかし吐いたろうな。
東海大相模は今年も強い。多彩な投手陣と強力打線で優勝候補に推されるはずである。
家を辞する前に履正社−近大付をチェックしたところ、履正社の先発がエース左腕の清水でないので首を捻った。
そしたら案の定、初回に1点を先取された。近大付の先発左腕が打ちづらそうなのを見てか、岡田監督は2回から清水を投入した。
そんなもん、エースを先発させんかい。今日は準決勝で、相手はかわい子ちゃんじゃないんだぞ。
号泣組翁に会いに行くために1時過ぎに家を出た。後ろ髪を引かれる思いとは、このことを言うのだろう。
そんなもん、電車の中でスマホから星稜−小松大谷にアクセスだ。
小松大谷の左腕のカーブが切れるので、星稜打線は手を焼くと思った。見立て通り、星稜打線は小松大谷の左腕を打ちあぐみ、投手戦になった。
それでも星稜が1点を先取した。その時点で前の職場に着いた。
今日は翁に自宅で作業したブツを渡し、翁とメシを共にすることが目的だったので、翁に断ってスマホを見させてもらった。
で、スマホをオンにしたら、1−1になっていた。
「奥川が同点ホームランを浴びた」だと? 小松大谷の名もないバッターに、高校四天王の1人の奥川がホームランされるのが予選よ。
奥川は、1点をリードしていた8回裏にも同点ホームランを打たれた。
奥川が2ホーマーされるたぁ。予選では何か起こるか、本当にわからん。
「これはまた相当縺れるな」と思っていたところ、9回表に星稜に満塁ホームランが飛び出した。これで勝負あった。
試合後、奥川が号泣していたのか。それほど予選は苦しい試合の連続だったわけである。
今回の甲子園大会では星稜は伸び伸びと試合ができるかもしれんな。ただし、習志野との遺恨試合が実現したら、そうはいくまい。
星稜の試合にかまけていて、他の地区のチェックが疎かになった。そういうこっちゃいかん。
聖光学院と作新学院の連続出場には恐れ入る。連続出場を続ければ続けるほど選手のプレッシャーも増すだろうに。
仙台育英は東北との打撃戦を制したのか。宮城出身の大納言は野球にも超然としているが、2校のライバル関係は知っている。
西東京代表が国学院久我山になるとは、「計算外だよ、玄大佐」。わしに地元愛はない。
明徳義塾は侮りがたいチームだと思っていたところ、今日は馬淵のおっさんの采配が冴えたくせぇ。
春の四国王者であるし、ある程度の実力はあると思われる。ただ、旧チームの市川、谷合のような軸になる選手がいないのが懸念される。
四国では高松商もマークしたい。左腕の高松は、左バッターが多いチームには厄介だな。
結果的に、履正社は近大付に快勝したようである。これで近畿は実力校が軒並み決勝戦に進出した。
その中では、兵庫の決勝戦が注目される。神戸国際大付vs明石商。どちらが勝っても優勝候補の一角になろう。
明日また、よんどころのない事情ができて、バーチャル中継を後半しか見られない。
言っとくが、キムラに変身するわけではないぜ。むろん、ティップネスでもない。
なんだかんだ言って、けっこう強豪が顔を揃えてきたな。今から抽選が楽しみだ。そして怖い。
明日の決勝戦、抽選、本大会。これから何度も絶叫マシーンになることは覚悟している…。