大会2日目
プー太郎生活1421日目。
NHKの仕打ちには慣れっこになった。それでも、8時試合開始の第1試合の中継が8時15分からというのにはムカつく。
何度でも書く。「教育テレビで8時から中継しろ」と。
これでBS朝日での8時からの中継がなかったら、NHKを国民から守る党に訴えているところである。
久々の7時半起きはシャレにならなかったわ。が、履正社の先頭バッターホームランで目が覚めた。
鈴木啓示氏が、「ピッチャーは先頭バッターにホームランされるのが一番堪える」と言っていたことがある。
霞ケ浦の148km右腕の鈴木も、その一発で度肝を抜かれたことだろう。結局、前半に打ち込まれ、KOという形で降板した。
それにしても、履正社打線は凄いな。下位まで強烈な打球を打つ。
確実性もあるし、他の高校とは別格である。次戦で戦う津田学園の前も、ある程度の失点は覚悟せねばなるまい。
岡田監督にとって「計算外だよ、玄大佐」だったのは、エース左腕の清水が6回途中までに5点取られたことである。
6回の4失点は、先頭バッターへの四球がきっかけであった。やはり先頭打者をフォアボールで出したらダメだな。
清水が打たれたのはスタミナ切れか? 4時起きでの試合だっただけに調整が難しかったのは確かだろう。
清水は、次の試合までに修正してくると思われる。それができれば打撃が凄まじいだけに優勝も視野に入って来る。
派手な試合となった第1試合に比較して、第2試合は地味な試合展開となった。それは、両チームの打力が弱かったからである。
確かに、津田学園の前はいいピッチングであった。それでも静岡の貧打が目についた。
静岡には、2点を追う8回にツーアウト1塁で盗塁失敗があった。
ただ、その前の盗塁が得点に結びついただけに、うるさ型のOBどもに監督が責められることはないと思われる。
試合後の勝利インタビューで津田学園の佐川監督が脱帽していなかったのに違和感を覚えた。
インタビュー台でのインタビューでは脱帽が義務づけられているはず。もっとも、何らかの事情があるのかもしれんが。
奥川の先発を回避していたら、星稜は間違いなく負けていた。それほど旭川大のピッチャーが良かった。
低めにあれだけ球を集められたら、そうは打てん。とはいえ、星稜打線に今一つ力強さがないのも確かであった。
今日の星稜は、バント失敗など拙攻が目立った。うまく攻めていれば、あと2点は取れたであろう。
奥川のピッチングは見事であった。2点目が取れそうで取れないなか、2回に取った虎の子の1点を守った。
星稜としては、今日のような試合を勝ったのは大きい。って、石川大会の準々決勝から、こんな試合の金太郎アメじゃないか。
杉本さんの解説は、第3試合のような緊迫した投手戦でより光る。
配球の話をあそこまで深く解説できるのは杉本さんだけ。杉本さんの解説偏差値は歴代の解説者の中で最高値ではないか?
第4試合の秋田中央−立命館宇治も、1−0という試合だった。しかし、投手戦とは言えまい。
解説が冨二夫ちゃんだったら、「両チームもバッティングに工夫が見られませんね」と、苦言を呈したであろう。
秋田中央のセカンドは気の毒だった。決勝点になったタリムリーエラーをし、挙句、最後のバッターになるたぁ。
これで星稜の2回戦の相手が立命館宇治になった。両校の対戦は1979年以来である。
その時は星稜の堅田が完封し、星稜が8−0で勝っている。今度は、そこまでの点差はつくまい。
今日の朝日の多摩版に、帝京から横浜ベイスターズに入団し、数年前に引退した大田阿斗里元投手の現況が載っていた。
ほぉー。大田は引退後に警察官になったのか。
猛勉強の末に警官になり、誠実に勤務しているとの記事には心を洗われた。
多摩版でなければその記事は読めなかったのだから、区民から市民に落ちたのを「よし」と思おう。
明日も早起きだ。7時半起きはハガい…。