大会3日目
プー太郎生活1422日目。
NHKを国民から守る党よ。NHKの高校野球ファンへの嫌がらせを何とかしてくれ。
最初の15分が見られないのはハガ過ぎる。だから、BS朝日での中継は本当に有難い。
って、わしもしつこいか? ペドロ・フローレスなみのしつこさは、わしの売りなんじゃい。
第1試合を結果だけで知った奴は「予想通りのスコア」と思ったであろうが、智弁和歌山の楽勝という試合ではなかった。
序盤、智弁和歌山打線は、米子東の左腕の丹念なピッチングに手を焼いた。現に3回までノーヒットであった。
智弁和歌山は4回裏に、ツーアウト1、2塁から東妻のタイムリーで先制した。
その場面、解説の渡辺元横浜監督は、「たとえ満塁にしても敬遠すべき」と言った。わしも、そう思った。
経験豊富でドラフト候補の東妻よりも、次の甲子園初出場のバッターの方が打ち取り易いのは明白だったからである。
ツーアウト1、2塁での敬遠…。ヤクルトの野村監督が、阪神戦でのサヨナラの場面でオマリーに対してやった策である。
時に1992年。その敬遠策は成功したことを申し添えておきたい。
智弁和歌山の勝因の1つは池田の好投である。最速148qとは、選抜時より球速がだいぶ増したな。
星稜も池田から大量点は取れまい。おい、まだ星稜−智弁和歌山が決まったわけじゃないぞ。
6回裏に勝ち越してからは、完全に智弁和歌山のペースになった。その辺は流石である。
智弁和歌山の中谷監督にとって「計算外だよ、玄大佐」だったのは、黒川と西川のノーヒットであろう。
黒川は最後の甲子園ということで力んでいたな。初回に牽制球に刺されたことでリズムが狂ったくせぇ。
第1試合はBS朝日を見ていたが、第2試合からNHKでの観戦にした。
やはりNHKの中継の方がしっくりくる。途中で挟まるニュースが癌だが。
「今年の明徳義塾は例年よりも小粒」という前評判は本当だった。
特に打線に迫力がないな。ガタイのいい選手もいないし。
それでも馬淵のおっさんの継投策が功を奏し、明徳義塾が藤蔭を振り切った。
その馬淵のおっさんが大会最年長監督なのか。松井の5敬遠で物議を醸した時は30代の少壮監督だったのだが…。
これで2回戦は智弁和歌山−明徳義塾となった。名前では互角も、今回は智弁和歌山の方が明らかに力は上。
だが、「練習試合で引き分けている」と聞いて驚いた。練習試合では馬淵のおっさんに幻惑されたのか?
いずれにせよ明徳義塾が勝つには、継投で智弁和歌山打線を躱すしかないだろう。
今日の第3試合で初めてゲンダイが、「初戦で勝つ高校」を外した。それは、わしも同じである。
試合は前橋育英が常にリードする展開であったが、7回表に初めてリードを許した。
となると、選手は焦る。7〜9回と前橋育英の攻撃は淡泊になってしまった。
前橋育英の売りは攻撃的な守備である。が、今日はそれが裏目に出た。
ランナー2塁で外野にゴロのヒットが転がると無理にバックホームして、打者走者をセカンドに進ませてしまうプレーが何度もあった。
その後、悉くタイムリーを浴びるという悪い流れ。その度に、「あ゛〜」という声が出た。その理由に関しては、ここでは申し上げない。
第4試合の杉本さんと知って、「えっ」と呟いた。昨日の第3試合で解説をしたばかりだからである。
先の選抜の放送で杉本さんをぞんざいに扱ったのに、どういう風の吹き回しだ? ファンから抗議が殺到したのか?
ともかく、杉本さんの解説が数多いというのは僥倖である。今後も多くの試合を解説させろよ。
杉本さんの解説は明快かつ的確である。第4試合でも杉本さんの解説が光った。
第4試合は富島にミスが目立った。ミスを何個もしたら勝てんわなぁ。
3日目の第4試合にて初めて左投げのファーストが登場した。敦賀気比のファーストが左投げであった。
左投げのファーストは様になる。敦賀気比のファーストがセカンドに送球したのを見て、そう思った。
今日で残り40試合を切った。今大会もあっという間に終わるのだろうな。
あに? 「あまりにも後ろ向きだ」と?
それが、わしのコアよ。文句は言わさん。
明日も引き篭もりデーだ。月曜まで食料の買い出しにも行かん。
そういうこっていい…。