大会6日目
プー太郎生活1425日目。
今日は第1試合からして熱戦となった。作新学院は強気な攻め、筑陽学園は粘りと、ともに持ち味を発揮した。
作新学院の3-1で9回裏に入り、筑陽学園の攻撃がツーアウトランナーなしになった時は「勝負あり」と思った。
そこれからヒット、ヒット、三塁打で追いついた。惜しむらくは、そこでサヨナラにできなかったことである。
10回表の作新学院は先頭バッターがヒットで出塁し、二盗、三盗塁で、チャンスを拡大し、2点を勝ち越した。
しかし、三盗はアウトに見えた。わしの錯覚か?
10回裏の筑陽学園は、トップバッターからの攻撃も三者凡退に終わった。やっと追いついたと思った直後に勝ち越されたら厳しい。
トップバッターがボールツーからの3球目を打って凡打に倒れたことに焦りを感じた。
解説の川原崎さんも言っていたが、筑陽学園の西舘をもっと見たかった。チームも力があったし、筑陽学園が初戦で消えたのは残念だ。
って、勝者の作新学院を称えんかい。そんな余裕はねぇ。
「打ち合いにはならない」(試合前の東海大相模・門馬監督)
その通りとなり、東海大相模は近江の左腕・林を攻略できなかった。
だが、6得点した。それは近江に6つものエラーが出たからである。
その6エラーが悉く失点に繋がった。特に最初のショートのタイムリーエラーが痛かった。
近江の林が東海大相模打線を翻弄していただけに、近江が先取点を取っていれば展開も変わっただろう。
今日は、東海大相模の先発の遠藤の出来が抜群だった。
門馬監督は、神奈川大会で4回と3分の1イニングしか投げていない遠藤をよく先発に起用したな。
ただ、8回裏はバタバタした。ツーアウト満塁のフルカウントで打者がボール球を振らなかったら…。
近江からすれば、「たられば」が多い試合になってしまった。それでも勝てる試合でなかったことは確かである。
「夢を見させてくれた」(試合後の近江・多賀監督)
いいコメントだなぁ。夢も希望もない今のわしからすれば羨ましい限りである。
実際、今年の近江は素晴らしいチームだった。2001年に準優勝したチームより力が上だったと思う。
中京学院大中京-北照は接戦になった。3~4点差で中京学院大中京が勝つと思っていたが…。
結果的には中京学院大中京の継投がうまくいった。とはいえ、最後は冷や冷やだった。
1点差のワンアウト2塁で、北照のバッター2人が簡単にフライを打ち上げたのが惜しまれる。
第4試合は期待に違わず接戦になった。両チームとも意外な打者がホームランを打つなど、最後まで試合の行方はわからなかった。
明石商が1点差で勝てたのは中森の好投によるところが大きい。チーム打率1位の花咲徳栄打線を6安打3点に抑えた。
それにしても、杉本さんの解説は素晴らしい。野手の位置取り、風の吹き具合、選手の好不調など、細微に渡る解説は非の打ち所がない。
試合に夢中になっていたので気にならなかったが、明石商びいきのジャッジが幾つかあったくせぇ。
花咲徳栄が得たはずのデッドボールが取り消されたのと審判が花咲徳栄の選手に激怒していたのは覚えている。
ま、地元びいきのジャッジは昔からよ。金村は小沢のファインプレーでアウトだ。
今日の東海大相模と明石商の勝利で、朝日の「6強」が全て勝ち残った。
その「6強」の中で特に強いと思ったのは、履正社、智弁和歌山、東海大相模である。
その3校と習志野、明石商は準々決勝まで当たらないし、後半戦が一段と楽しみになってきた。
昨日、日記をアップして朝日新聞を読んでいたら、ムキリョクンからラインが来た。
「TVで高校野球総選挙を見ていますか?」
見とらん。そういう企画は嫌いなんじゃい。
「結局、大阪桐蔭が1位でした」
そうだろうと思ったぜ。KKのPLや松坂の横浜を知らない奴が多く投票したのを予想しとった。
確かに、昨年の大阪桐蔭は強かった。メンバーも充実していた。
が、投打ともパワーでKKのPLと松坂の横浜に劣るし、チーム力で立浪らのPLに及ばない。
今中も、「それでも僕の中ではPLが1位ですけど」と言っていたのか。大阪桐蔭OBの今中が言うのだから間違いない。
あに? ヤクルトが読売に3連敗しただと?
この借りは、わしが神宮球場に観戦に行く9月6日に返せよ。って、勝てる気がしねぇ。
あに? 14日、15日は雨だと?
東京の天気じゃねぇ。大阪の天気だ。
雨天順延の日があったら何かと困るんだよ。気象予報士ども、何とかしろ。
これから日程変更に対処する術を考える。
しかし、台風、ハガい…。