マナーアップ

 
 プー太郎生活1605日目。

 今日は5日ぶりのティップネスであった。やはりサウナ、風呂は気持ちいいな。

 で、浴室に入ろうと思ったら、
「マナーアップキャンペーン」という見出しの紙が張ってあった。

 
「体を洗ってから入浴しましょう」だと? 

 わしの場合は水風呂を浴びてから湯船に浸かるようにしているから、特に問題はあるまい。

 
「マナーアップキャンペーン」の紙は、サウナの入り口にも張られていた。

 
「サウナの中で大声で話すのはお控え下さい」 

 わしはサウナの中ではダマを貫いている。よって、わしには無縁の張り紙だ。

 その張り紙が眼中にないのか、サウナに入ったら、おっさん2人が割と大きな声で会話をしていた。

 
おっさんA:所沢の肉屋が北勝富士のタニマチでさ。肉を部屋に大量に送っているんだってさ。 

 
おっさんB:そういや、北勝富士は所沢出身だったな。 

 
おっさんA:この前、徳勝龍がその肉屋に来たらしいよ。 

 
おっさんB:徳勝龍はよく優勝したよな。尻もいいところだったのにね。

 
おっさんA:貴景勝と正代に勝っての優勝だから文句なしだよ。

 おっさんB:貴景勝に負けていたら優勝の価値が半減していたな。


 
おっさんA:白鵬と鶴竜は、もう引退だな。特に鶴竜はダメだな。

 
おっさんB:白鵬はえげつないよ。肘打ちは酷いな。

 
おっさんA:オリンピックまでやりたいからだろ。

 
おっさんB:オリンピック、できないんじゃない? これだけコロナが深刻ではさ。

 
おっさんA:5月まで収束しないと無理だな。 

 ほぉー、2人とも随分と相撲に詳しいじゃないか。わしも会話に加わりたいと思ったわ。

 オリンピックに関しては、土曜発行のゲンダイの一面が
「五輪中止の現実味」との見出しであった。

 そしたら空前の大混乱になる。選手には気の毒の極みだが、招致などでイカサマの限りを尽くした天罰ではないか? 

 今日のおっさん2人の会話には全く腹が立たなかった。聞いていて楽しかったからである。

 キレそうになったことがあるのは、4時前後にサウナに居る奴らに対してであった。

 団塊野郎とおぼしき連中がデモンストレーションのように大声で愚にもつかない話をしやがるのである。

 なので、サウナの時間を変えた。それが正解であった。

 奴らに対する苦情が寄せられていたから、そんな紙が張られたのだろう。

 奴らは、
「サウナの中で大声で話すのはお控え下さい」なんて、シカトするに違いあるまい。

 いっそのこと、奴らを出禁にしろ。それが他の客のためだ。

 マナーアップといえば、麻雀打ちにはマナーが悪い奴が多い。先ヅモ、三味線は論外だ。

 むろん、ムツゴロウのように打ち込んで山を崩すのもだ。ったく、テレビ対局で醜態を晒すなよ。

 ビール飲みながら麻雀を打つアホ後輩、テレビ対局なのに帽子を被ったままの萩原聖人も話にならず。

 わしが知る限り、マナーの悪さが最悪なのは勝見とか抜かすプロである。

 自らのマナーの悪さで、てめぇがオーナーの雀荘を潰したのだから、どうしようもねぇ。

 大声でしゃべりまくりながら打つわ、見せ牌はするわ、牌を叩きつけるわ…。マナー違反は枚挙に暇がなかった。

 こんな奴がプロだから、麻雀が日の目を見ないんだよ。

 いや、奴はもうプロを廃業しているであろう。それどころか野垂れ死んでいるかもしれん。

 ハガい。小太郎と散歩から帰ってきたら、保険会社の電話受付時間の5時を過ぎていた。

 病理検索の結果が出るのは19日以降だし、そんなに急ぐ必要はないから、ま、いいか。

 明日の祭日は痛し痒しである。ティップネスには行けないが、在宅ワークの能率は上がりそうである。

 って、本当かよ。またぞろ報酬効果の報酬だらけになると見た。

 今日の夕飯は牛の焼肉であった。こりゃあ、また大腸ポリープが出来るな。

 だから、それで早死にしても悔いはないんじゃい! 了

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