郵便局での攻防

 
 プー太郎生活1744日目。

 今日は、よんどころのない用件で大塚まで行って帰ってきた。

 言っとくが、キムラに変身はしとらんぜ。封印を解くなら渋谷の某店と決めているんじゃい。

 しかし、大塚の迷路状の街路を何とかしろ。大塚駅北口郵便局に真っ直ぐ行けた験しがない。
 
 今日も道に迷った。方向音痴のわしには、迷路状の街路は荷が重い。

 大塚駅北口郵便局に行ったのは、号泣組翁にゲラを郵送するのが目的であった。

 うちには数年前の年賀状のクソ4等の80円切手1枚しかなかった。今年は1枚も当たらなかったたぁ、
「計算外だよ、玄大佐」

 定形外の封書だから、80円で足りっこねぇ。それで郵便局から出そうと思ったのである。

 3時過ぎに着いたら、郵便局の外で40前後の男の郵便局員が訪問者を整列させていたので嫌な予感がした。

 あに? 
「今は3時までで受付終了です」だと? 

 12分過ぎただけでもアウトたぁ、フザケやがってぇ。役所仕事にも程がある。

 もしわしが入院中の叔父のような粗暴な性格だったら…。

 郵便局員よ、わしが聖人君子のような性格で命拾いしたな。


 それでも粘って、
「切手を買うのもダメか?」と聞いたら、あかんかった。

 仕方ない。コンビニで40円分の切手を購入するか。

 コンビニに向かう途中で、
「もし切手代が足りなかったら…」と思い、郵便局に引き返した。

 そして、わしを追い返した奴に封書を見せて切手代を尋ねた。

 そしたら、そいつは封書を局の中に持って行って重さを測り、
「250円ですね」と抜かしくさった。

 やぶねぇ。120円分の切手だったら、自宅に突き返されるところだったわ。

 ここは、計量はしてくれた男の郵便局員に感謝するしかあるまい。

 120円と思い込んでいたのは、重さを計算に入れていなかったからである。

 それじゃ、相手の攻撃を計算に入れていなかった気楽なバカ・南海権左じゃねぇか。

 というわけで、
「250-80」という計算から、コンビニで170円分の切手を買うことになった。

 で、郵便局に最も近いコンビニでレジの姉ちゃんに、
「切手、170円分下さい」と言った。

 そしたら、
「170円切手はありませんが…」と、呆れたような声を出された。だから、「170円分」って、言ったろうが。

 シャワシャワな奴にシャワシャワな奴だと思われたくなかったので、
「合計で170円分」と言い直した。

 そしたら、今度は姉ちゃんも理解した。ったく、イチイチ世話が焼けるぜ。

 まあ、そこそこかわい子ちゃんだったから、いいか。しかし、コロナ禍でお釣り作戦が封じられているのがハガかった。

 80円切手の横に170円分の切手を貼って、また郵便局に戻って、そこのポストに叩き込んだ。

 明日には届くと思われるが、万が一にも返送されてきたら、大塚北口郵便局に殴り込みに行く。

 今日の夕飯は、コンビニで買ってきたパンであった。カレーパン、ソーセージパン、アンパンだ。

 コンビニのパンでもマヨネーズが掛かったパンは話にならないから、選ぶのに苦労するのである。

 パンを食っていたら、
「地方競馬で少し増えました」という、これまたフザケたラインが来た。

 頭にきたので、
「田村」と打ったラインを11回送ってやったわ。

 そういや、昨日、田村ラインをアホほど打ったら、
「うるせー」とのラインがあったな。

 そんなもん、眼中にねぇ。麻雀ができない以上、田村ラインで憂さを晴らすまでだ。

 今日、叔父が入院している病院に弟が見舞いに行こうとした。が、現在は、どこの病院も見舞いはNGだという。

 それを聞いて良かったわ。明日か明後日にでもと思っていたからである。

 というわけで、明日は用事が何にもナイマン。在宅ワークもやらん。

 明日は無為な日を送ったる! 

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