床屋を変える

 
 プー太郎生活1745日目。

 ついに床屋を変えた。今日、うちから歩いて1分の床屋に初めて行ったのである。

 中野の床屋のおばさんには本当に世話になった。が、金と時間と労力の面で、もう限界であった。

 
:行きつけだった床屋では、耳クリーンと男顔エステと2つのオプションをつけていることもあり、6000円オーバーとなっていた。

 2路線を使うことによる中野までの交通費もシャレにならなかった。片道約500円はハガい。

 その点、歩いて1分の床屋は2000円である。2000円といっても、シャンプー、髭剃りもセットであった。

 クソ消費税も込みだし、デカピンでのタンピン・2000円は安い。

 ここで、行きつけだった床屋での男顔エステは、かつてエステでの料金の10分1以下であったことを書いておきたい。

 今となってはエステでの死に金が悔やまれる。エステの姉ちゃんの色仕掛けに引っ掛かったわしが悪いのではあるが。

 
時間:行きつけの床屋では、カット、髭剃り、2つのオプションで約2時間掛かっていた。

 また、床屋までの片道45分も無駄といえば無駄であった。歩いて1分との差は究極タイガーである。

 
労力片道45分と歩いて1分との労力の違いも究極タイガーだ。疲れ方が全く違う。

 今日の床屋は初めての利用だったので、ドアを開ける際にやや緊張した。

 とはいえ、緊張の度合いは、初めてキムラ店を訪れた時とは比較にならなかったが。

 店が繁盛しているのは知っていた。散歩中、その床屋によく客が入るのを見ていたからである。

 すぐに出番になったという幸運に恵まれたが、客は引きも切らなかった。

 その店は家族経営で、若旦那とその奥さん、若旦那のオヤジさんが理容師であった。

 今日のわしの担当は若旦那だった。若旦那は、わしが昼日中に小太郎を連れて散歩していることを余裕で知っていた。

 やはり人ってのは見ているんだな。だからして、わしが何を生業としているかを不思議に思っていよう。

 肝心の腕であるが、当然のことながら、競馬がヘタクソな奴の馬券買いよりはうまかった。

 そんなもん、当たり前だ。そんなヘタクソだったら、理容師の資格が取れんて。

 2000円の店なので、パーマとかは受け付けていない。だからして、客の年齢層は高い。

 2000円の店…。デカリャンピンは、さすがに痺れるな。

 そんな店で田村は許されまい。いや、2000円の店なら回銭が出るか? 

 というわけで、次回以降も、今日の床屋にする。2000円なら、2か月の1度の割合でも良かろう。

 あに? 中野区では安倍のクソマスクが配送されただと? 

 今日、小学生時代の同級生の女性に、そのことを電話で聞いた。

 
「どうせ使わないから、記念として取っておく」か。そんなもんが届いても、わしはゴミ箱に叩き込む。

 今日の夕飯のメインは、昨日買ったサバの味噌煮であった。消費期限は昨日いっぱいだったが、ま、大丈夫だろう。

 ともかく、週に1度は魚を食わんとな。できれば週2回にしたいところである。

 明日はトリミングを予約している日である。今のところ、キャンセルをしていない。

 果たして、トリミングは不要不急の用事か? その答えは明日に出す。了

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