将棋でのイカサマ

 
 プー太郎生活1816日目。

 今日のスポーツ新聞の一面は、全紙、藤井新棋聖であった。読売が勝った翌日の報知も例外ではなかった。

 むろん、大阪版のスポーツ新聞とディリーは福留が一面だった。その辺のブレなさは流石である。

 しかし、それが贔屓の引き倒しになっていることも事実である。

 藤井新棋聖の活躍で、羽生軍団の頭目がすっかり過去の棋士になってしまった。

 それで、
「プロレス・スーパースター列伝」でのブロディvsドリー・ファンク・Jr.を思い出した。

 ブロディがドリーを、
「過去の男よ。過去に飛んで行け」と言って、リング外に投げ飛ばす場面があるのである。

 それにしても、ブロディがレスラー仲間に刺殺された事件は衝撃だった。全盛期同士のブロディvsハンセンが見たかった。

 将棋、囲碁、チェスなど、全てが見える対戦を、確か、全面ゲームといったような気がする。

 そういった類のゲームではイカサマは絶対にできない。特に公式戦では。

 だから、イカサマが必出の福本伸之の作品には将棋や囲碁が出て来ない。

 かくいうわしは、将棋でイカサマをしたことが何度かある。

 昼休みにとっつぁんと将棋をした時、隙を見て、とっつぁんの駒をかすめ取ったりした。

 せいぜいアマ4級のとっつぁんは、わしのイカサマに気がつかないことが多かったのであった。

 スポーツでいえば、陸上や水泳などのタイム競技ではイカサマの仕様がない。

 いや、ドーピングがあるな。ドーピングは立派なイカサマである。

 あ、将棋や囲碁では対局者に対局前に一服盛るというのがあるか。

 それがバレたら永久追放どころか逮捕される。そんな無法をする人間がいるはずもない。

 一服盛る…。それに関しては北の富士に聞くのが早いだろう。

 読売が降雨コールド勝ちだと? 

 

 そんなもん、4回までに中止にしろよ。4回の時点で試合ができる状況ではなかったではないか。

 もういい。セ・リーグは見切った。

 って、前にも同じことを書いたような気がする。が、今回は本気だ。

 今日は十数日ぶりに魚を食った。それも刺身だ。

 ただし、付け合わせはメンチカツと卵焼きだったので、一日限りのビーガンにはなれなかった。

 ハガい。今日はゲンダイが宅配されなかった。

 なら、今から在宅ワークをやるか。たまには先憂後楽を実践するのも良かろう…。了
  

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