1982年

 
 プー太郎生活1828日目。

 午前9時38分、マリアナ海溝よりも深い眠りについていたら、ガラケーが緊急地震速報を鳴らしやがった。

 そんなもん、目が覚めるに決まっとる。が、全く揺れなかった。

 それでも、
「どこで地震があっただろう」とスマホをオンにした。スマホをオフにしていると緊急地震速報は作動しないくせぇ。

 あに? 
「震度1以上の地震はどこにも起きていない」だと? の野郎、わしの睡眠時間を返せ。

 まあいい。その分、早く起きてHDDに撮り溜まっていた
「アタック25」「東大王」を見ることができたからよ。

 それも夏の大会の予選がないからである。通常の年だったら、今は予選でイッている頃だわな。

 さて、「アタック25」の7月の
「ある××」である。

 7月5日の
「ある西暦年」は、500円玉硬貨の製造年が1982年と知っていたので正解できた。

 池田が夏の甲子園で優勝した新聞記事の画像で、
「1982年」を確信した。それで1982年と分からないようではダメよ。

 しかし、わしにとって1982年といえば、スペイン・ワールドカップ大会だ。

 スペイン大会は史上最高の大会として今も語り草である。

 ブラジル-ソ連、ブラジル-イタリア、西ドイツ-フランス。これほど名勝負が多かった大会はない。

 また、40歳のGK・ゾフが味方を鼓舞する姿にも痺れた。解説の岡野俊一郎さんが、
「キャプテン、立派ですよ」と褒めちぎっていたわ。

 スペイン大会を最後に二次リーグが行われなくなった。二次リーグの壮絶なサバイバル合戦が懐かしい。

 ブラジル、アルゼンチン、イタリアが同居した二次リーグC組が忘れられん。

 7月12日の
「ある山脈」は、最後の最後までわからなかった。何よりパネルに隠れて最後の地図が見えなかったのがハガかった。

 それでもヨーロッパの山脈と推測できたので、勘で
「ピレネー山脈」と答えたら当たった。

 7月19日の
「ある港」も、最後の画像まで皆目見当がつかなかった。が、山から見下ろした風景から「函館港」を搾り出した。

 7月26日の
「ある湖」は楽勝だった。華厳の滝でリーチ・一発・ツモでわかったわ。

 こうしてみると、
「ある××」は、運・不運が大きいことがわかる。

 今月は4勝0敗だったが、
「ある人物」で芸能人や新人作家が出たら、わしの場合、まず無理である。

 「東大王」の早押し問題と比較したら、「アタック25」の問題が全てかわい子ちゃんに思えてしまう。

 それほど「東大王」の最後の早押し問題は難易度がスーパー高い。

 今月の「東大王」で最も興味が引かれた問題は、
「子供が思う、大人が嫌いな野菜上位20」であった。

 20位までに、きゅうりとレタスが入っていないって、どういうことだ? やはり、ガキはわかっとらんな。

 きゅうりは、わしだけでなく、モノホン君もドクターもタキザワも、そして弟も嫌いだぞ。

 レタスは、わしにとって不俱戴天の敵。定食の付け合わせの野菜にレタスが入っていたら終わりだ。

 貴景勝が今日から休場か。そんな状態でよく勝ち越したものである。

 もし関脇に陥落していたら、大関に復帰することはできなかったであろう。

 貴景勝が休場したことで、朝乃山-照ノ富士が組まれることになった。

 そうじゃなくちゃいけねぇ。協会も、白鵬との対戦がないまま、14勝1敗で優勝できなかった逸ノ城の例を反省したと思われる。

 それにしても、白鵬が連敗するたぁ。今日の相撲では勝ち急いで墓穴を掘った。

 白鵬が追う展開で俄然面白くなった。ただ、白鵬が出前を示唆しているのが気になる。

 読売が連敗? だから、もうセ・リーグはいいって。

 ヤクルトが連勝? だから、わしが観戦に行った試合で勝っていろよ。

 あに? 
「5,000円を注射した」だと? 

 1982年に不可を食らいまくった競馬がヘタクソな奴から、そうラインが来た。

 JRAもいいよな。そういうカモがクソほどいてよ。

 わしも近いうちに病院のカモとなろう。こんな食生活を続けている限りは。

 だからといって、食生活は変えん。そういうこっていいんじゃい! 了

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