交流試合3日目
プー太郎生活1841日目。
第1試合は、相手が智弁学園であっても、中京大中京の優勢が伝えられていた。
その通り、中京大中京が1回裏に3点を先取した。さらにエースの高橋が抜群の立ち上がり。
「こりゃあ、智弁学園も相手が悪かったな」と呟いた。ところが、4回表に高橋が乱れた。
ノーアウトから連続死球を与えるなどして同点に追いつかれたのである。
それでも、その3失点のみに抑えたのは流石であった。球数が130球を超えても150㎞台の速球を連発していたし。
強力打線と評判の中京大中京打線は中盤から相手の2年生左腕に抑え込まれ、3-3で9回が終わった。
交流試合でもタイブレークは白ける。それも10回から、即、タイブレークたぁ。
そうした展開では、中京大中京ベンチとしても、ピッチャーを変えられんわな。
10回表の無死1、2塁で、智弁学園は2番バッターに強攻させた。
それは、4番バッターに代走を送っていたことで、4番に控えの選手が入っていたからであろう。
4番に代走といっても、同点の8回だったからわかる。仙台育英の佐々木監督のシャワシャワ代走策とは意味合いが違った。
最後は呆気なかった。インフィールドフライの落球で勝負がつくとは…。
サヨナラ負けを喫した智弁学園の2年生左腕が号泣した。それだけガチンコ勝負だったわけである。
無責任な立場から言えば、両チームとも痺れた試合を体験できた良かったのではないか?
智弁学園は新チームが楽しみである。エースと4番が残るのだから。
って、来年、選抜が開催されるのか? とてもそうは思えん。
第1試合の解説は、今大会で2度目の解説となる杉浦さんであった。それで、「やはり杉本さんの解説はないんだな」と吐いた。
解説力は抜群の杉本さんは政治力がないのかもしれん。それとも他に仕事が入っているのか?
ん? 「杉浦さんの解説はどうか?」だと?
ヘタクソとは思わないが、正直言って凡庸である。
第2試合の解説だった廣瀬さんは…。
1死3塁の場面で、「犠牲フライで1点だと思うんですけど」と言ったのには…。
「思うんですけど」って、あんだ、そりゃ。犠牲フライで1点ということは基本中の基本だろうが。
それと、ランニングホームランが出た場面での解説にも物足りなさを感じた。打者走者の足が速いことに解説が終始したのである。
中継の守備がもたついたことや外野手の位置が浅かったことを指摘すべきではなかったのか?
いかん。杉本さんの解説が聞けないことで不機嫌攻撃になってしまったわ。
第2試合では、鹿児島城西の監督が元プロの佐々木誠氏であることが注目された。
佐々木誠氏といえば、パで首位打者になった実績を持つ。それほど実績がある元プロ選手が高校野球の監督になったのには驚いたものである。
佐々木監督は現役時代、「俺らは勉強の世界に例えたら大学教授以上」と言っていた。プロ野球で主力を張っている選手は、確かにそうである。
その佐々木監督であるが、送りバントを全くしなかった。それが9安打しながら1点止まりだった要因であったことは否めない。
相手の加藤学園も送りバントをしなかったが、同じ静岡の常葉菊川の森下監督を真似しているのか?
森下監督に関しては朝日新聞が、「送りバントをしないことで攻撃の幅を狭めた」と批判していたが…。
それはそうと、加藤学園というのは、如何にも露骨な校名だな。学校が加藤家の一族経営であることが見え見えだ。
なんにせよ、校名を売ったのは確かである。そういう側面で高校野球を見たくはないのだが。
佐々木監督のインタビューを見て、「現役時代に比べて太ったな」との印象を持った。
それに関して、昨日の日記でミス表記をしたことを懺悔したい。
誤:クソほどいるうるさ型のOBから相当クリームが来たはず
正:クソほどいるうるさ型のOBから相当クレームが来たはず
クリームが相当きたら、鍛治舎監督がより太ってしまうわ。
いや、鍛治舎監督は痩せたよな。前は百貫デブだったのが普通のデブのように見えた。
コロナ禍で県の独自大会まで辞退するなど、心労が原因と思われる。
明日はティップネスの休館日なのに交流試合がない。明日、何をして過ごせばいいのか?
不毛な日になることは火を見るより明らかである…。了