レオ6本立て

 
 プー太郎生活1907日目。

 
「まあいい。明日は放送するみたいだからよ」というのは、自らのシャミであった。

 今日もリーグ優勝決定戦を2試合ともNHKが放送しなかった。いったい、どういうことだ? 

 納得いかなかったので、どのチャンネルが中継するかを調べてみた。

 そしたら、J-SPORTSでの中継があることがわかった。

 ということは、NHKは放映権を買わなかったわけだ。ったく、使えねぇ。

 こうなったら、夜11時から放送の
「ワースポ MLB」まで結果を知らないようにするしかない。

 それまでスポーツ紙のサイトに接しないようにせんとな。まったくもってハガい。

 その憂さを晴らすべく、ウルトラマンレオを6話分をまとめて見た。

 で、11話でいきなり吐いた。少年の叔父と叔母が人間の等身大の宇宙人に殺されるたぁ。

 しかも叔母は少年の眼前で、それも旦那の墓の前で殴り殺された。まじで絶句。

 その宇宙人・ケットル星人の名称は怪異宇宙人である。

 あんだ? 
「怪異」というのは? 子供達は「怪異」の意味がわからなかったであろう。

 それにしても、ウルトラマンレオは人が死に過ぎだ。当時、PTAから相当抗議が来たのではないか? 

 12話はクソつまらなかった。そんなのに30分も付き合うバカはしなかった。

 13話に登場の透明星人・バイブ星人も人間の等身大で暴れ回った。そして、今回は警察官と建設作業員がバイブ星人に殺された。

 バイブ星人を倒すためにゲンは特訓をする。ゲンの特訓シーンもお馴染みである。

 ケットル星人もバイブ星人も見た目が下品だ。バルタン星人やメトロン星人のような気品が全くない。

 14話のサソリ怪獣・アンタレス編は、いきなりレオとの対決シーンから始まる。

 そういう回は、レオが負けるのが定番。予想通り、惨敗した。

 だから、負け過ぎだって。それじゃ、ウルトラヒーローとして失格だ。

 惨敗を受け、ゲンがまた特訓に入る。そんな特訓シーンなど早送りだ。

 特訓の成果でリベンジするのもワンパターンである。もはやスポコン物語と言えよう。

 しかし、サソリ怪獣・アンタレスという命名は安直だ。一捻りすべきだったのではないか? 

 15話に登場した分身宇宙人・フリップ星人も人間の等身大として現れ、ゲンとの対マン勝負を制する。

 さらに、MACの隊員を殺した。MACの隊員の殉職は2人目である。

 対マン勝負に敗れたことでゲンは、またまた特訓をする。って、いい加減、飽き飽きだ。

 16話のアトラー星人はとんでもなく強いという設定であり、レオは一敗地にまみれた。

 が、何でそこで止めを刺さないんだ? ゲンやレオが負ける度にそう思う。

 最後は、ダンが
「アトラー星人の弱点は胸だ」と教えたことでレオが勝つ。だったら最初から教えればいいじゃないか。

 16話では蝋人形のようになった死体が幾つも映し出された。だからぁ、それは教育上良くないって。

 アトラー星人の名称は、
「黒い花の宇宙人・アトラー星人」である。

 それは命名がヘタクソだ。宇宙人の名称は、
「悪質宇宙人」「暗殺宇宙人」のように2字熟語じゃなくちゃいけねぇ。

 それにしたって、東京に人間と等身大の宇宙人が出過ぎやしないか? それじゃ、怖くて東京に住めん。

 こうして書いていてバカバカしくなってきた。なんと不毛な時間を過ごしたことよ。

 不毛な時間を過ごした奴がもう1名いる。今日の払戻金が0たぁよ。

 全レースを外すとは、競馬がヘタクソな奴の
「ヘタクソ」の名に恥じないな。

 競馬資金が残り700円で、明日の勝負はどうするんだ? 700円に注射して、明日もJRAに寄付するってか。。

 ウルトラマンレオを見終わって郵便受けを見に行ったら、書記長からのヤクルト-読売のチケットが入った封書が来ていた。

 そのチケットにヤクルトが勝つようにウルトラ念力を掛けた。

 って、勝てる気がしねぇ。最下位・南海権左の座に腰を据えているしよ。

 今日の夕飯は親子丼であった。むろん、そんな単品は0点である。

 親のタンピンは2900点、子のタンピンは2000点なのに、ロボコンとはシャレにならん。

 あに? 
「冷蔵庫を満杯にしてはいけないというのは常識」だと? 

 まじで知らなかったぞ。それを知っただけでも、
「週刊女性」を読んだ甲斐があったというものである。

 さっき冷蔵庫の中身を見たが、6割というところであった。それなら文句はあるまい。

 さ、これから木曜発行と金曜発行のゲンダイを読むとするか。それは肥沃な時間である…。了

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