レオ6本立てⅢ
プー太郎生活1968日目。
わしは、「Google Chrome」のトップページを朝日新聞のサイトにしている。
今朝起きて、「Google Chrome」に接したら、朝日のサイトのトップニュースは大阪メトロの社員の自殺であった。
上司のパワハラで自殺か…。何ともやるせない。
こうしてみると、わしはつくづく上司に恵まれていた。直属の上司も課の上司もパワハラには全く無縁の人達だった。
直属の上司など、新人だったわしに、「夏休みは、いつ取られますか?」と聞いてきたのだから…。
いや、まじで恐縮したなんてものではなかったわ。そんな直属の上司と確執関係になるって、とっつぁんは何なんだよ。
直属の上司はパーキンソン病に罹り、退職に追い込まれてしまった。それからしても、神も仏もいないことがわかる。
というわけで、ウルトラマンレオを6話まとめて再生した。
今日は、第23話から第28話までだった。HDDには第34話まで録画されているが、さすがにそこまで付き合い切れんかった。
第23話は、「ベッドから落ちた、いたずら宇宙人」のタイトルに吐いた。ウルトラセブンの「超兵器R1号」や「人間牧場」とは、何と重みが違うことよ。
そんなもん、余裕で早送りだ。わしだって、そんなに暇ではないんじゃい。
早送りが正解であった。なにせ、レオと怪獣との肉弾戦はボクシングスタイルでの殴り合いだったのだから。
第24話は天本英世氏がゲスト出演した。天本英世氏は老け顔もいいところだな。
天本英世氏といえば、仮面ライダーの死神博士である。死神博士の正体がイカデビルであることは常識よ。
第24話では、カロリンという可憐な少女ロボットがレオとロボット怪獣との格闘中に犠牲となった。
レオがロボット怪獣に手こずっていなければ死なずに済んだのによ。レオ、弱ぇ。
第25話に登場するクリーン星人には、「悪質宇宙人・メフィラス」のような名前がなかった。「✕✕星人」というのは、もうネタ切れだったのか?
それはそうと、第25話はつまんねぇ話であった。見て損したわ。
第26話から「日本名作民話シリーズ!」が始まった。
第一弾は、どなたもご存じ、レオが宇宙人に小人にされる話である。
もちろん、モチーフは一寸法師であり、サブタイトルは「一寸法師より」であった。
何度見ても、小人にされたレオが箸か何かで船を漕ぐシーンには吐かされる。
そのシーンにおいて、一寸法師の唱歌が掛かる。一寸法師を冒涜するな。
レオはダンに、「星人の魔法が解けないんです」と訴える。ったく、情けないぞ。
また、そこでの瑳川哲朗氏のナレーションもハガい。
「というわけで、レオは元の大きさに戻れなくなってしまった。困ったねぇ」
が、ウルトラマンキングが登場して、打ち出の小槌でレオは元の大きさに戻る。
そして、ウルトラマンキングから贈られたウルトラマントを使って宇宙人にリベンジする。
その後の瑳川哲朗氏のナレーションは更にハガい。
「ウルトラマンキングがくれたウルトラマント。マントには、まだまだ秘密が隠されているんだよ。レオは、ますます面白くなるねぇ」
それで次回が「桃太郎より」の「強いぞ! 桃太郎」では詐欺だ。詐欺は福本伸之原作の「銀と金」でたくさんだ。
さらに、その次の第28話が「浦島太郎より」たぁ、唖然、呆然だ。
が、第28話に出て来るひげ船長が岡田英次氏で心底たまげた。それに今日の今日まで気がつかなんだ。
日本映画史上でも屈指の名優がウルトラマンレオに出演していたとは…。
岡田英次氏で最も印象に残っているのは、田宮版「白い巨塔」での里見医師の兄役である。
開業医としての使命感に燃える役柄と相まって、その苦み走りぶりは究極タイガーであった。
レオを6話分見た後、年賀状書きをしようと思ったが、明日にすることにした。そういうこっていい。
今日の夕飯は、ハヤシライス、ハンバーグ、ゆで卵だった。むろん、0点である。
それでも、「日本名作民話シリーズ!」よりましであろう。「日本名作民話シリーズ!」は、視聴者である子供達をナメ過ぎだ。
明日は年賀状書きに勤しむ予定である。枚数は50枚弱だ。
しかし、どうにも嫌な予感がする。プリンターを買い替えているからである。
「スムーズに印刷できない」にチップ50枚だ。いや、チップ100枚でもいい…。了