大会6日目
プー太郎生活2065日目。
第1試合は、まごうことなく投手戦であった。
専大松戸の深沢があんなにいいピッチャーっとは思わなんだ。中京大中京打線は全く付け入る隙がなかった。
サイドスローから140㎞を超えるストレートに110㎞台の変化球を混ぜられたら打てんて。
実際、1番とクリーンアップはノーヒットだった。解説の杉本さんに言わせると、そういうピッチャーには大型バッターは合わないとか。
杉本さんの予言通り、決勝のランニングホームランを打った選手は小柄な左バッターだった。
専大松戸の深沢に惜しまれるのは、決勝のランナーがデッドボールだったことである。
中京大中京の畔柳は、前評判通りのピッチングを見せた。9回も140㎞を超える速球を連発した。
問題は、これから日程がタイトになることである。監督としては、畔柳をどう使うか、頭を悩ませよう。
次の常総学院は一筋縄でいかないチームだけに、畔柳を温存することはできまい。
杉本さんの解説で感心したのは、畔柳に対してはヘルメットを深く被るべきと指摘したことである。
そうすると視野が狭くなって高めのボール球を振らなくなそうである。
今日の第1試合で杉本さんの解説は3試合目。NHKは、ようやく杉本さんの解説が抜群であることに気がついたくせぇ。
そういや、足達さんの解説がないな。コロナで本業が大変なことになっていて、そんな余裕がないのか?
今日の第1試合で32校が登場した。そして、大会の半分が終わった。
今大会もあっという間に終わるのだろうな。既に祭りが終わってしまうことに対して闘っている。
「高校野球 ベストゲーム 東京」は、84年の岩倉-PL、06年の帝京-智弁和歌山だった。
この2試合なら、岩倉-PLの方がインパクトが強い。
岩倉-PL…。高校野球版・ミラクル3チームのPLが負ける要素は1つもなかった。
ところが岩倉の山口が一生に一度のピッチングをして、1-0で勝った。そういうことがあるから高校野球は怖い。
第2試合は仙台育英が大勝した。神戸国際大付ベンチが故障気味の阪上を無理に先発させたのが、その要因である。
それを割り引いても、抜け目ない走塁を含め、攻撃面では仙台育英は強さを見せつけた。
ただ、今日の投手陣は今一つであった。もっとも、今日の投手陣は3番手、4番手、5番手であったが。
次戦の天理戦はそうは点が取れないだろうから、エースの伊藤を早い回で投入する展開になろう。
阪上の状態を見て、東海大菅生のエース左腕・本田もそういう状態なのかもしれないと思った。だとすると、東海大菅生の優勝は難しい。
ここで、ベスト4を予想したい。天理、東海大相模、智弁学園、中京大中京。
こうしてみると、大阪桐蔭-智弁学園が初戦でぶつかったものの、今大会は強豪が適当に分散されたと言える。
第3試合の解説が足達さんと聞いて、「ドッ」という声が出た。今まで登場していなかったので降ろされたのかと思っていたわ。
相変わらず、「やはり」、「やっぱり」を多く発していたものの、今日は言っている内容は悪くなかった。
肝心の試合であるが、天理の完勝であった。天理の超高校級右腕・達の前に自慢の打線が2安打では、健大高崎としてはお手上げである。
9回裏の攻撃でクリーンアップが3人とも内野フライに倒れたのが、健大高崎打線の力負けを如実に示した。
超高校級右腕・達を擁しているのに、天理をCランクと評価したベースボールマガジン社には大喝を食らわしたい。
健大高崎としては、先発ピッチャーに悔いが残ったのではないか。一目見て、「これは天理打線の餌食になるぞ」と思った。
そしたら案の定であった。とはいえ、誰が先発だったとしても、今日は負けたであろう。
準々決勝の第1試合は仙台育英-天理か。これは見ものだな。
朝日が本命に推す仙台育英も、2点をリードされたら勝ち味が薄れよう。
今場所の優勝は、残りの対戦相手を考えたら高安で決まりか? 3敗の朝乃山と照ノ富士は潰し合うし。
その照ノ富士は、今日の勝ちで大関昇進のノルマである直近3場所での33勝に到達した。
しかし、二桁勝たないと見送りとなろう。これが日本人だったら、すんなり大関に上げるだろうが。
貴景勝がカド番を脱出した。って、大関が勝ち越しに汲々としているようではいかんな。
いや、舞の海みたいにエラソーなことを言うのは止めよう。舞の海を反面教師にしたい。
サッカーは、久々に気持ち良い試合であった。韓国に何もさせなかったからである。
それでもセルジオ越後を今日の試合を腐すのか?
まあ、何かにアヤをつけるだろう。それが、あのおっさんの存在意義だからな。
それにしても、プレーヤーズ解説だった稲本の口下手ぶりには吐いた。
あれでは引退しても解説者として声が掛かるまい。そもそもサッカー解説者は飽和状態だし。
本当に聖火リレーがスタートしやがった。狂気の沙汰もいいところだ。
聖火リレーが始まることを念頭に首都圏の緊急事態宣言を解除したのは、南海権左でもわかる。
明日からプロ野球が開幕する。それで評論家の順位予想を見たら、多くの評論家がヤクルトを最下位・南海権左としていた。
あの投手陣を見れば、誰だって、そう予想するって。わしも、既にヤクルトの最下位・南海権左を覚悟している。
阪神ОBは、こぞって阪神を1位に推している。それは願望を込めてのものだろう。
阪神でも中日でもいいから、読売の3連覇を阻止してくれ。読売の独走となったら、以降、セ・リーグの試合は見ん。
選抜、大相撲、プロ野球、ゲンダイ読み。在宅ワークが遅々として進まん…。了