大会8日目
プー太郎生活2209日目。
石見智翠館のエース・山崎は島根大会では無失点で、決勝戦はノーヒットノーランを達成した。
それで注目されていたのだが、1回表にいきなり2失点した。
甲子園大会は、「相手が違いますよ」(原田冨士男氏)ということだろう。
もっとも、第1試合の立ち上がりというのを考慮しないとなるまい。
早く追いつきたい石見智翠館は初回のワンアウト満塁を逃したが、4回裏に追いつき、8回裏にツーランで勝ち越した。
そして、弘前学院聖愛の反撃を9回表の1点に抑えて、石見智翠館が勝利した。
形は接戦だったものの、両チームのレベルは…。それから先は、ここでは申し上げない。
第1試合の実況は冨坂アナだった。今大会の実況は初めてなはずである。
冨坂アナの実況は安定感があるし、力の入れどころも的確。若手アナは見習うべし。
朝日は浦和学院を大会6強の1つに挙げられていたので、その戦いぶりに注目した。
しかし、またしても浦和学院のAランク詐欺に遭った。
日大山形に負けるとは思ってもみなかった。それだけにストレスが溜まりまくった。
浦和学院の敗因は山ほどある。
①各打者が簡単にフライアウトになったこと→凡庸な先発ピッチャーから決定打を打てなかった
②ピッチャーの起用および継投を間違えたこと→背番号1の左腕を先発させるか、もっと早く登板させるべきであった
③振り逃げから勝ち越し点を奪われたこと→死んだはずのランナーが生き返るのはピッチャーにはダメージが大きい
④相手外野手の好守と守備位置に長打を阻まれたこと→負ける時の典型的パターン
⑤1点を追う9回にピンチバンターがバントを失敗したこと→その後に出たヒットを生かせず
浦和学院は持っている力の半分も出せなかったのではないか?
クソほど待たされた影響も多分にあったと思われるが…。
今日で森士監督は退任か。不完全燃焼もいいところであろう。
わしだったら退任を撤回するな。それが、わしのワールドよ。
日本航空の監督は、今日はヴァデルナと心中するつもりだったくせぇ。
ヴァデルナはその期待に応え、新田にミラクルを起こさせなかった。
新田とすれば、3-4から3-5になった5失点目が痛かったな。
こう言ってはなんだが、今大会の新田は小粒であった。
90年のミラクル新田のイメージが強いから、より強くそう思ってしまうのだろう。
今日も日本航空の応援席からサンダーバードの曲が聞こえてきた。
航空学校ならでの選曲である。それにしても名曲だ。
智弁学園-横浜は、スコア以上に智弁学園の完勝だった。
後出しジャンケンになるが、そうなることは予想できた。横浜に例年の力がないからである。
なので、横浜が朝日の6強の一角を占めていた理由がわからなかった。
神奈川大会で圧勝続きだったとはいえ、骨のある相手との試合がなかったからな。
朝日の記者は、その辺をどう捉えていたのか? 単純にスコアだけで判断したのなら南海権左と同じだ。
今日も西村のピッチングはジキル博士の方だった。後半に多少ヒットを打たれたものの、長打は許さなかった。
9回に登板した小畠も圧巻の投球を見せたし、智弁学園は相当上の方まで勝ち進もう。
今日は前川がツーランなどで4打点を挙げた。
そのツーランはスリーボール・ノーストライクから打ったものだが、わしはスイングしてくると思っていた。
それを一発で仕留めたのだから大したものである。選抜大会のように力み返らなければ、さらなる活躍が期待できそうだ。
横浜のセカンドランナーがレフトからの送球で刺されたシーンであるが、あれはセーフではなかったか?
もしセーフの判定だったら、西川の堤防は決壊していたかもしれん。もっとも、そうなったら小畠がリリーフで出て来たであろうが。
どうやら明日も試合ができそうだ。高野連もホッとしているはず。
って、あんだ、23日が大阪桐蔭-近江だけってのは?
その日は11時半から2回目のワクチン接種の日だから、まあいいけどよ。
しかし、試合が長引いたらハガい。出前や遅刻は絶対に不可だし。
そうなったら帰宅してから録画したので見る。結果を知らずに帰ることはできると思うが。
あに? 中田が今日の試合に出場しただと?
ということは、中田の代わりに誰かがファームに落ちたわけだ。相変わらずだな。
ともかく、読売が負けたのは良かった。これから報知のサイトで読売ファンの嘆きぶりを楽しむ。
その後は在宅ワークだ。‘しゃれこうべ’と違って、わしには締め切りという概念があるんじゃい。
というわけで、今日の夕飯も0点であった。豚の生姜焼き、ウィンナーソーセージ、目玉焼きではな。
このところ肉食の金太郎アメとなっている。それで死ぬことはないから、「良し」としたい。了