大会14日目
プー太郎生活2216日目。
朝ドラトラップによる欲求不満がないのはいいな。
たかが15分。されど15分だ。
朝ドラトラップの日でもBS・朝日で試合開始から見られるが、アナの情緒的な実況がどうにも鼻につく。
なので、朝ドラトラップがある日は、8時15分からNHKにチャンネルを合わせるようにしていた。
さて、今日の第1試合である。
近江には余力が残っていなかったようである。これまで見せていた粘りを全く発揮できず、あっさりと土俵を割った。
2回戦から死力を尽くした試合が3試合続いては、それも無理はない。
いつも7回から登板する岩佐は、今日は投げなかった。今日も7回からリリーフすると思っていたのだが。
そうか。3回戦の盛岡大付戦から肘の状態が悪かったのか。
2回戦の大阪桐蔭戦での投球は、腕も千切れんばかりの全力投球だったんだな。
先発の山田はいいピッチングをしたが、大阪桐蔭戦のような出来ではなかった。
その点、智弁和歌山の中西は余裕の投球であった。近江の各打者が今日は淡泊だったこともあり、すいすいと投げた。
明日の智弁学園戦も中西が先発するだろう。いや、間違いなく先発だ。
今年の智弁和歌山はバントを多用するし、投手力も高い。
中谷監督が、「バント力、投手力があってこその打撃力」と言っていることが紹介された。
高嶋監督時代は、「投手力などクソ食らえ」だった。その分、打ちまくってはいたが。
敗れた近江は、新チームも楽しみである。投打の中心の山田が残るし、リリーフで好投した左腕2人も2年生だしよ。
近江が智弁和歌山に完敗したということは、近江に負けた大阪桐蔭が智弁和歌山と対戦していたら…。
南海権左流の三段論法は止めぇ。死んだ子の歳をいつまで数えれば気が済むんじゃい。
第2試合は智弁学園が勝って、決勝戦は智弁の兄弟校対決となった。
それを、「ウルトラマン対ウルトラセブン」と書くわしではない。
ただし、2回戦が終わった頃から、「兄弟校対決の可能性が高い」と言っていたことは申し添えたい。
両校は2002年の3回戦で対戦があり、智弁和歌山が7-3で勝っていることが広く紹介されている。
その時の智弁学園のキャッチャーは、吹石一恵の弟、すわなち、元近鉄の吹石の息子であった。
当時は、既に吹石一恵のことを知っていたのである。その理由については、ここでは申し上げない。
吹石一恵がモンドチャンネルの「グラビアの美少女」に出ていて、チェックしていたからじゃい。
智弁学園は、夏の大会では初めての決勝戦進出である。
77年の山口がエースの時の大型チームでも決勝戦に駒を進められなかった。
朝日は智弁学園を優勝候補筆頭とし、毎日新聞は智弁学園と東洋大姫路を優勝候補の双璧としていたのだが。
なお、両校は招待試合で対戦し、2-0で松本が山口に投げ勝っている。
第2試合がスリーラン一発で決まるとは、まったくの予想外だった。それもピッチャーの小畠が打ったものだったし。
そのスリーランは風に乗った一発だった。もし風が吹いていなかったら、智弁学園は試合を落としていたかもしれない。
なにせ、5安打。しかも、リリーフした森下に切り切り舞いだった。
京都国際は打線が非力だったのが惜しまれる。小畠が好投したにせよだ。
京都国際は、エースで4番の森下、今日の試合で先発した平野ら、多くの2年生が新チームに残る。
近江ともども、新チームは注目のチームとなろう。
第2試合の解説は大矢さんだった。
相変わらず、よくしゃべるが、選抜の明豊-中京大中京や明豊-智弁学園の時ほどではなかった。
あの2試合は、おしゃべりが過ぎた。それで視聴者からクレームが来たと思われる。
それをコワモテの大矢さんに伝える役目を負わされた奴はハガかったろうな。
ここで、明日の決勝戦について言及したい。
智弁学園としては、今日の試合で西村を温存できたのが大きい。西村がハイド氏の面を見せなければ、打ち込まれることはあるまい。
智弁学園は、これまでほとんど左腕との対戦だった。明日は右腕の中西との対戦だけに、低調気味の打線がちったぁ打てるか?
ズバリ、4-3で智弁学園が勝つと見た。
言っとくが、琴光喜にはならんぜ。普段は不純が服を着ているようなわしだが、明日は純粋に試合を楽しむんじゃい。
それにしても、よく決勝戦まで漕ぎ着けたものである。
雨天順延の金太郎アメの頃は、高野連の幹部連は寝られなかったであろう。
明日は14時プレーボールか。早起きしないで済むのは有難い。
明日は久々に正午過ぎまで寝て、K点を超えたる。万が一に備えて1時に目覚ましを掛けるがな。
今日の夕飯は、鶏の唐揚げ、昨日の残りのジャーマンポテト、目玉焼きだった。
そんな夕食では初戦敗退だな。その例えも意味不明なことはわかっとる。了