奇跡的勝利


 プー太郎生活2261日目。

 今日の勝利はほぼ奇跡的である。

 しかし、こういう試合がないとワールドカップに行けない。これで勢いに乗ると信じたい。

 今日はまず、国歌吹奏の時に地味監督が泣いていたのを見て吐いた。監督がそういうこっちゃ実にいかん。

 それでも地味監督がフォーメーションを変えたのは良かった。それが田中の先制点となって表れた。

 その後もいい時間帯が続いたのに、追加点が取れなかったので嫌な感じがした。

 決定力のなさは不治の病だ。それで何度吐いたことか。

 ゴール時も、決定機を外した時も、弟ともども絶叫マシーンになった。

 その度に小太郎が大声で吠えた。事実上、この部屋の両隣が空いているのは、そういう時に有難い。

 後半にオーストラリアにPKが与えられた時は、まじで吐いた。が、PKの判定がFKに変わった。

 
「そう簡単に決まるかい」と思ったら、見事なキックで決められ、吐き倒れた。何度も吐かせるな。

 これはもうダメだ。わしも弟も諦めた。

 ところがである。試合終了間際、浅野のシュートが相手のオウンゴールを呼び込み、そのまま逃げ切った。

 だから、シュートを打たないと何も生まれないんだって。

 11月は、ベトナム、オマーンとのアウェー2連戦である。連勝すれば視界が開ける。

 どうでもいいけど、内田の口下手さを何とかしろ。

 現役時代、人気がクソほどあったので解説者として使いたいのはわかるが。

 勝ったとはいえ、セルジオ越後は、そのコラムでまた腐すのだろうな。それも不治の病だ。

 まだ試合が終わったばかり。脳の中が沸騰しているので、これ以上書けん。了

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