大会3日目
プー太郎生活2420日目。
「山梨学院と木更津総合が初戦で当たるのはもったいない」と思った通り、ハイレベルの接戦となった。
それにしても、お互い、チャンスが少なかったな。12回までワンアウト3塁以上のチャンスの場面がなかった。
これは両投手の好投によるものである。無駄な四死球がなかったのが試合を引き締めた。
山梨学院としては、相手が好投手の越井とはいえ、2、3点は取れると思っていただろう。
が、越井の丁寧なピッチングの前に凡打の山を築いた。
チーム打率が4割を超えていても、好投手は打てないということを改めて学習したわ。
山梨学院の吉田監督は自信を持っていただけに、無念の敗退となった。
最後のイニングとなった13回裏は内野5人守備、申告敬遠と、負けないための執念を見せたのだが…。
木更津総は危うく越井を見殺しにするところであった。チャンスの数では多かっただけに。
しかし、タイブレークというのは白ける。打順の巡り合わせという運の要素もあるしよ。
その打順の巡り合わせだが、山梨学院は8番からと悪かった。バントを失敗した時点で無得点に終わると思った。
こうなると裏の木更津総合が圧倒的に有利になる。しかも、打順は3番から。
相手内野シフトが5人となったので打たせて、外野飛球が進塁打となったことが勝ちに繋がった。
ワンアウト1、3塁で4番バッターなら、申告敬遠を選択するわな。
岡田元阪神監督に言わせれば、「そりゃ、そうよ」である。
満塁にすると守りやすい反面、押し出しというリスクが生じる。
2球連続でボールになった時点で、ピッチャーの榎谷の負けだった。
山梨学院が初戦敗退というのは実に残念である。夏に期待したい。
木更津総合の今後はどうか? 越井が疲弊しなければ、ベスト4までは視界良好か?
第1試合と打って変わって、第2試合は…。これ以上は書かん。
金光大阪は甲子園で初勝利か。吉見がエースだった2002年のチームも甲子園では勝てなかったからな。
選抜の初戦で吉見が、森岡、筧らの明徳義塾打線に滅多打ちにされたのであった。
日大三島は東海大会の優勝校だけに、もっとやれたはずではなかったのか?
初回で明暗が分かれてしまった。言ってはなんだが、永田監督が無策だったように思う。
2019年に高校日本代表監督を務めた際は、「攻撃、攻撃」と叫んでいるだけだったのは有名な話である。
第3試合の高知と東洋大姫路は、関東の人間には強豪というイメージがガキの頃に刷り込まれた。
わしは、高知はその名前からして公立校と思っていたわ。
有藤や弘田の出身校と知って、私学であることに合点が行ったが。
東洋大姫路は、何と言っても、松本-安井のバッテリーのイメージが強い。
当時のチームは投攻守走にバランスが取れ、新チーム結成以来、ほとんど負けたことがなかった。
その年の朝日の記者座談会は、「今年は去年の崇徳のような超A級のチームは存在しないが…」で始まっている。
つまり、崇徳の方が東洋大姫路より高い評価だったということである。
それと東洋大姫路といえば、狡すからかった梅谷監督を思い出す。
相手の嫌がることをする、トリックプレーをするなど、あざとい采配が真骨頂であった。
高知の1番バッターがピッチャーだと知って思い出したのは…。
そんなもん、土門に決まっているだろ。架空の人物はともかくとして、89年の選抜で大越が1番に入ったことがある。
試合はロースコアの展開となった。それが投手戦だったか貧打戦だったかは、ここでは申し上げない。
高知の勝因としては、投手リレーが決まったことが大きい。逆に言えば、東洋大姫路打線は投手リレーにかわされた。
高知は打線が強くないので、次戦以降も投手リレーがポイントになろう。
この試合で気になったのは、両チームにエラーが目立ったことである。
かつての両チームは守備が堅かった。特に70年代から80年代の東洋大姫路は鉄壁の守備を誇ったものだったが。
大相撲は前半戦の途中からライブで見た。やはりライブでないと面白くない。
優勝争いもさることながら、カド番の2大関の動向がどうにも気になる。
貴景勝は遠藤に不覚を取って6勝3敗、正代は合口が悪かった豊昇龍に勝って4勝5敗。
今後の対戦相手を考えると、貴景勝の今日の負けは痛いな。
正代は開き直るしかない。明日の遠藤戦を落としたらジ・エンドだろう。
今、明日の大阪方面の天気を気にしている。
午前中は雨イーソーか。日程に余裕があるから、早々と中止にするかもしれんな。
そうなったらティップネスに繰り出すまでよ。どのみち在宅ワークはせん。
雨天順延になっても、8時半起きを有効なものにしたいと思っている。了