流れがねぇ


 プー太郎生活2465日目。

 流れがねぇ。

 今日の広島-読売が正にそうだった。

 読売は、3~5回まで3イニング連続で外野手の捕殺で先制点が取れず。

 そして、5回裏に広島がいい形で3点を先取。

 
「こりゃあ、今夜も読売ファンの嘆き節が楽しみだな」と思ったら、まさかの逆転負け。

 ティップネスに行っていたことで、ライブで見ていなかったのが救いだ。

 流れがねぇ…。

 1986年のメキシコW杯の決勝戦もそうだった。

 アルゼンチンが2-0とリードしていたのを、西ドイツが持ち前の勝負強さで終盤に追いついた。

 が、その直後、マラドーナの絶妙なスルーパスからブルチャガが勝ち越しのゴールを決めた。

 むろん、わしは徹夜で見ていた。それでも、ちょっと寝てから麻雀をしに大学に行った。

 サークルの面々のたまり場に着くと、ドイツフリークのムキリョクンが居た。

 ムキリョクンは、その試合について、
「流れがねぇ」と、わしに訴えた。

 嘆きはムキリョクンの十八番。その後も、
「1週間は気分が悪い」「何で、あれで負けるんだ」と愚痴のオンパレードだった。

 当然、その後の麻雀で負けた。そういうのを、
「流れ」と言うんじゃないのか? 

 わしは、麻雀には流れがあると思っている。つかない時は、とことんつかないからな。

 ムキリョクンの言うところの、
「説明の仕様のない嵌り方」というのもあるしよ。

 広島-読売には吐いたが、ヤクルトが阪神に勝ったのには納得だ。

 阪神打線は、石川の老獪なピッチングに翻弄・トイトイされたくせぇ。

 今日の広島-読売だが、敵ながら吉川の頭部へのデッドボールは心配である。

 それで、82年の広島の福士の松本匡史への頭部へのビーンボールを思い出した。

 今日のはビーンボールでないが、福士のは余裕でビーンボール。

 好調だった松本が戦線を離脱したことで、読売は中日にマクられたのであった。

 ちなみに、熱狂的な読売ファンの書記長も、
「福士のはビーンボール」と断言していた。

 今日、昨日の春季大阪大会の結果が判明した。

 大阪桐蔭9―1汎愛(7回コールド) 

 ムーミンは控えのメンバーを多く出場させたと思われる。

 それでも、かわい子ちゃんではない汎愛にコールド勝ちをするのが大阪桐蔭たる由縁だ。

 流れといえば、2017年・夏の大会の大阪桐蔭-仙台育英もである。

 試合終了と思われたショートゴロが、ファーストの中川のベースの踏み損ないでセーフ。

 その直後に全くの伏兵に逆転サヨナラ打を食らったのだから。

 明日はティップネスの休館日。絶好の麻雀日和りなのに、赤紙が来ねぇ。

 テッポウ野郎が臆しているのか、競馬がヘタクソな奴に見せ金がないのか? 

 どのみち、打てないことに変わりはない。まったくもって、
「計算外だよ、玄大佐」だ。

 明日は何をするか? 流れに身を任せたい。了

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