心が洗われる
プー太郎生活2467日目。
大谷が快投するとは予想外だった。
疲労と故障のリスクを考えて、登板そのものを回避すると思っていたわ。
今日はレッドソックスを相手に7回を無失点か。そして、打っては2安打。
「ボストンのファンが見たいのはトラウトでなく、大谷」というのを証明したわけだ。
しかし、ホームランを打てんな。フェンウェイパークは左バッターにとってホームランが出やすい球場なのだが。
ティップネスでは、太っちょとトレーニングルームで会った。
「今日は佐々木朗希と千賀が先発なので楽しみですよ。絶対に観ます」と、太っちょに言った。
そしたら太っちょは実に嬉しそうだった。本当にロッテが好きなんだな。
ただ、太っちょとしては、佐々木の登板日が日曜から金曜になったのはハガいはず。
日曜だったらマリン球場に観戦に行けるだろうからな。
金曜だと仕事の都合もあろうし、ナイトゲームで千葉からだと帰りがクソ遅くなるし。
というわけで、今日は読売-ヤクルトではなく、ロッテ-ソフトバンクをライブ観戦した。
日本一で№1と№2の投手の投げ合いを見ないバカはしなかったのである。
その2人の投げ合としては佐々木に軍配が上がった。
佐々木は6回を1失点、千賀は5回を3失点。
ともに本調子ではなかったものの、日本を代表するピッチャーならでの投球は見せた。
佐々木に関しては、「史上最高の投手」との声がある。
そして、「あらゆる記録を抜く可能性がある」と、ベースボールマガジンが書いていた。
「わしの400勝は抜けんよ」という、がに股のおっさんの声が天から聞こえるのは気のせいか?
今日のロッテ-ソフトバンクの解説は里崎氏だった。
里崎氏の解説は聞かせる。歯切れもいいし、その巧さは槙原に引けを取らない。
ただ、わしは毒舌の有藤氏の解説の方が好きだ。だから、わしは捻くれ者なんだよ。
佐々木が降板したところで、録画していた読売-ヤクルトを早送りで見ることにした。
ロッテ-ソフトバンクの中継中に他球場の途中経過の報が入らなくて良かったぜ。
ヤクルトが読売をボコボコにしたからである。そういう試合は経過を知らないで見ないとな。
今日の読売-ヤクルトの解説は篠塚だった。篠塚は、なぜか、ヤクルトのことを「ヤクルトさん」と言っていた。
つまり、篠塚はヤクルトのことを完全に相手方と捉えているということだ。
そういう奴の吐きまくり解説には心が洗われる。
正月のクソ麻雀でテッポウ野郎が証券マンに四暗刻単騎を振り込んだ。
それに競馬がヘタクソな奴が、「他人同士の打ち込みには心が洗われる」と言っていたのを思い出したわ。
読売-ヤクルトの再生中に、「ロッテが勝ったかな」と思って、ダゾーンに切り替えた。
そしたら、ちょうどクローザーの益田が代打の中谷に同点ツーランを浴びた場面だった。
打たれてから少しの間、里崎氏はダマだった。里崎氏はロッテOBだし、吐いた気持ちはわかる。
それにしても、益田はハガいな。佐々木の勝ちをフイにするとはよ。
中日-阪神も凄い試合だったんだな。読売-ヤクルトの中継中に情報が入ってきたが、展開を聞いただけで痺れたわ。
完全試合をやっていても味方が点を取れない…。
不知火のケースはフィクションとして、88年・選抜大会の中京-宇部商に頭が行ったわ。
その試合の結果については改めて書くまでもなかろう。あんな劇的というか残酷な試合も、そうはない。
明日の読売-ヤクルトでも心が洗われるか?
いや、野球ではなく、実生活で心が洗われないといかん。が、もうそんなことはないだろう。
わしも、ムキリョクンの言うところの、「人生、消化試合」になっているような気がする…。了