大会4日目
プー太郎生活2558日目。
横浜の応援団席にチアガールが居るというのは、どうにも違和感がある。
わしは、横浜の男子校ならではの応援が好きだったんじゃい。
法政の応援テーマに乗っての「ほぉとく、倒せ!」は男子校の応援らしく、甲子園の名物だったのだが…。
共学になったのは時代の流れとはいえ、寂しいものがある。
ちなみに、共学1年目の入試では、女子の志望者が殺到したそうである。
さて、横浜-三重である。ロースコアの接戦になるとの戦前の予想通りの展開となった。
そうした展開で横浜は2回しかなかったチャンスを2回ともモノにして4点を取った。
ヒット4本のうち、3本がタイムリー打。横浜の勝負強さが光った。
三重としては、8回裏のライトが飛球を捕れず、2点タイムリー・スリーベースになったのが悔やまれる。
打球がライトに飛んだ瞬間、「平凡なライトフライだ」と思ったところ、ライトが取れなかったのであった。
解説の杉本さんは、「浜風で押し戻されると思って前進したのですが、打球が意外に伸びて、慌ててバックしたのが落球した原因です」と解説した。
さすが杉本さんの指摘は当を得ている。感心したわ。
その杉本さんに敬体表現を使わなかったアナには喝だ。
「決め球をどう想像しますか?」じゃないだろ。「決め球をどう想像されますか?」って、言わんかい。
横浜は9回表に1点を返されただけに、8回裏の2-1からの2点の追加点大きかった。
2-1のままだったら、どう転んでいたか、わからなかった。
横浜の左腕・杉田は9回は勝ちを焦ったとはいえ、全体と通して見れば素晴らしいピッチングだった。
朝日新聞が最激戦ブロックとしたEブロックを勝ち上がるのは横浜ではないか?
第2試合は日大三に肩入れしていたのだが、西東京大会で4割を超えた打線が不発に終わった。
聖光学院の2人のピッチャーはさして好投手と言えないので、4割打線というのは西東京大会のレベルがぁ。
日大三としては、ワンアウト1、3塁のチャンスで強烈なライナーが野手の正面を突くという不運が2度あった。
特に4回である。あの場面は一気に先発左腕を崩せそうだったので惜しまれる当たりであった。
聖光学院は、2本のホームランが効果的だった。
1本目の逆転ツーランは、日大三にはショックだったはずである。
あれで日大三に焦りが生じ、各打者が力んだように見えた。
高校生だから、それも仕方なかったが。
広島商には技巧派しかエースになれないという不文律がある。
二松学舎も左腕しかエースになれないという不文律があるのか?
このところ二松学舎のエースは左腕ばかりである。監督の市原監督が左腕エースだったからか?
しかし、新チームのエースはリリーフ登板した2年生右腕であろう。
その右腕が9回表にツーアウトランナーなしから、連打と暴投で同点に追いつかれた。
それでも逆転は許さなかった。それが9回裏のサヨナラ勝ちを呼び込んだ。
最後の場面は、ワンアウト1、2塁。バッター二松学舎で最も期待ができる親富祖。
親富祖は期待に応え、三塁右を破った。が、レフトが回り込んだ。
ホームはクロスプレーになるかと思いきや、レフトが後ろに逸らした。
その瞬間、「あ」という声が出た。サヨナラでの決着は、負けた方には本当に残酷である。
わしは、報徳戦のサヨナラ負けに未だに吐いている。
第3試合の途中で競馬がヘタクソな奴からラインが来た。
この野郎、観戦中にラインをよこしやがってぇ。
「甲子園が開催されているんですね」だと?
だから、試合中にラインをして来るなって。メインレースの最中にラインしたるぞ。
わしが嫌がらせをしようとしまいと取れないものは取れないがな。
どうせ、ここ数週間もJRAにふんだくられているのだろうよ。
メンバー10人が入れ替わったとあっては、県岐阜商が大敗したのも仕方なかった。
それでも県岐阜商は頑張ったのではないか。鍛治舎監督の試合後のインタビューが痛々しかったわ。
う~む。九州国際大付はアウトだなぁ。集団感染で、試合が2日後では…。
もし試合ができたとしても、県岐阜商のようにメンバーの大幅入れ替えとなろう。
それで明徳義塾に勝てるとは、とても思えん。
今日も声優の逝去の報に触れた。
大竹宏氏が亡くなったことを日刊スポーツのサイトで知ったのである。
わしが大竹宏氏で印象に残っているのは、ニャロメと雲竜の声である。
ここに大竹宏氏のご冥福をお祈りしたい。
明日は大阪桐蔭が登場する。大阪桐蔭の試合が朝ドラトラップのある第1試合というのがハガい。
明日の試合でムーミンは誰を先発させるか? 大阪大会で好調だった別所と予想する。
今日で15試合が終わり、登場した高校は30校である。
そのうち左投げのファーストは6人いた。しかし、いずれも敗退した。
そういうのをチェックしている奴はそんなに居まい。
明日も朝ドラトラップとの闘いだ。いずれNHKに不幸の電話をしたる。
それと、BS・朝日も恨む。朝日放送にも不幸の電話を入れる腹づもりである。了