大会7日目
プー太郎生活2561日目。
この野郎、第1試合の一番いい場面で突然テレビが映らなくなりやがってぇ。
その場面は、5-5の9回表のワンアウト満塁で、打席に5番バッター。
まじでブチ切れた。フザケるな、J:CОМ!
過日、J:CОМから、「12日の午前10時から14時の間で工事の影響で断続的にテレビが映らなくなります」という知らせが届いた。
そのことを全く忘れていたわ。まったくもってシャレにならん。
しかし、何でJ:CОМ経由でない地上波のテレビが影響を受けるんだ?
慌ててパソコンをオンにして朝日バーチャルに接続したが、ダメ。プロバイダーがJ:CОМだからだろう。
そうこうするうちにテレビが映った。そしたら明豊が2点を勝ち越していた。
肝心の場面が見られなかったとはハガい。
さらに、9回裏に入るところで、またテレビが真っ黒になった。
そうだ。スマホから朝日バーチャルに接続しよう。
ところが、なかなか繋がらずに往生した。ラジオは壊れたのしかないし、手段を失った。
そこでガラケーの存在を思い出した。ガラケーのテレビ機能は生きているのである。
ガラケーのテレビで何とか9回裏を見届けることができた。
とはいえ、画面が小さすぎだ。まあ、見られないよりはいいけどよ。
さて、第1試合を振り返りたい。
厳しい試合展開の中、明豊はよく逆転したものである。
明豊とすれば、先発ピッチャーの起用を誤ったように思う。
傷口が深くなる前に交代させたので、何とか食らいつけて行くことができたが。
それでも明豊には嫌な流れであったのに、9回表に勝ち越せたのは、明豊が相手を上回ったということである。
一関学院は継投が決まらなかった。先発のアンダーハンドが明豊打線に通じなかったのは確かである。
結果論ということは百も承知だが、「9回表に登板した左の変則派をもっと早く投入すれば」と思った。
第2試合中にテレビが死なないことを願った。
が、愛工大名電が攻め込んでいる1回裏の途中で画面がブラックアウトになった。
いい時に限って、この野郎。が、以降はテレビが切れることはなかった。
第2試合は、1回戦の戦いぶりからして、愛工大名電がけっこうな点差をつけて勝つと思った。
ところが、エース左腕の有馬が打ち込まれ、攻撃面では拙攻を繰り返し、7回表を終わって、1-5のビハインド。
「これは意外な展開だな」と思っていたところ、7回裏に集中打で愛工大名電が同点に追いついた。
愛工大名電としては、打ちあぐんでいた1年生左腕が5回で降板していたことがラッキーだったと言える。
結局、愛工大名電が10回裏にサヨナラ勝ちした。
愛工大名電は継投が決まったが、八戸学院光星は継投が上手くいかなかった。
それにしても、愛工大名電の2番手ピッチャーの岩瀬はオヤジにそっくりだな。
解説の足達さんも、そう言っていたわ。
ガラケーでのテレビ視聴では、アナと解説者が言ったことが文字で示される。
足達さんの、「やはり」、「やっぱり」は文字に起こされなかったことを申し添えておきたい。
愛工大名電が夏の甲子園で2勝を挙げたのは、工藤がエースだった時の81年以来か。
工藤はとんでもないカーブを投げていたが、球審からニューボールを受け取る時に頭を下げなかった。
それは金村もだ。その2人に灰汁のクソ強さを感じたことは書くまでもない。
今日は山田が先発しないと思ったが、山田が先発だった。
多賀監督は、「2番手で勝てるほど甲子園は甘くありません」(原田冨士男氏)を身を持って知っているからだろう。
その山田が打たれながら、2本のホームランによる3失点で凌いだ。
鶴岡東の打力を考えたら、山田が先発でなかったら、序盤に大量失点していた可能性が高い。
近江は効率良く得点を重ねた。打線が選抜時より力強くなったことは確かである。
心配なのは山田のスタミナである。
次の海星戦も山田が先発するに違いないから、勝っても準々決勝あたりでスタミナが切れるかもしれん。
その海星は、かろうじて天理を振り切った。
8回裏のセカンドのビッグプレーが明暗を分けたと言える。
ツーアウト満塁からの一打はセカンドの頭を越える同点打と思われた。
それを代わって入っていたセカンドがスーパーキャッチ。そのプレーは今大会一番のビッグプレーではないか?
2回のセンターのファインプレーも素晴らしかったし、今日の海星が守り勝った印象が強い。
天理としては、初回に1点しか取れなかったことが響いた。それと、南澤が序盤は不安定だったことも痛かった。
海星が2勝したのは、酒井がエースだった76年以来か。
三瓶アナが、「サッシー」と酒井のことを表現していたように、酒井も伝説の投手の1人である。
今日で日数としては、大会の半分を消化した。
とっくの昔から宴の終わりの虚しさと闘っておるわい。
あと半分、無事に大会が終わってくれ。それを祈るのみだ。了