大会8日目
プー太郎生活2562日目。
第1試合は県岐阜商-社に次ぐ今大会で2度目の公立校対決だった。
私学全盛の現在、公立校対決は滅多にない。
公立校なのにスーパーチームだった79年の箕島や82年、83年の池田は奇跡のチームだったと言える。
有田工-浜田は、有田工が優勢だと思っていた。秋の九州大会で海星に勝っているからである。
が、浜田が勝った。点差は2点だったとはいえ、ヒット数からしても順当な結果だったと言える。
第1試合ではスタンドに浜田OBの梨田昌孝氏が来ていた。
梨田氏はコロナで危篤状態になったというが、アビガンで蘇生したという。
やはり命あっての物種だな。わしも、まだまだくたばらん。
九州学院は、今をときめく村上の弟が注目された。
村上兄とは5歳差か。けっこう歳の差があるな。
村上兄は、2年生と3年生の時は甲子園に出場できなかった。
当時は、秀岳館がクソ強かったからである。
チームに1人傑出した打者が居ても予選は勝ち抜けないわけだ。
だから、左門の熊本農林が甲子園に出場し、準決勝まで勝ち進んだというのはアリエン・ロッベンだ。
村上弟を兄と比べては気の毒である。不世出のスラッガーになりつつある兄が凄すぎるのだから。
しかし、ヤクルトの失速はシャレにならん。2位のDeNAと6ゲームになったたぁ。
高校野球にかまけている間に、いつの間にか「絶対大丈夫」でなくなりくさった。
やはりコロナで主力が出られなかった数試合がクソハガかった。
今日の中止は良い骨休みになったであろう。それに関しては台風様々だ。
さて、第2試合である。
正直言って凡戦であった。
九州学院がよく打つといっても相手ピッチャーがぁ。
九州学院は投手力に不安を露呈した。次の国学院栃木戦は厳しいことは確かである。
それにしても、全参加校が甲子園で試合を出来たことは良かった。県岐阜商は気の毒だったが。
高野連としては、打てる手は全て打ったわけだ。ここは高野連を称賛したい。
誰もが打倒・大阪桐蔭の旗頭と思っていた智弁和歌山。
朝日の記者座談会でも、智弁和歌山を優勝候補の2番手としていた。
それがよもやの初戦敗退。相手は全くの伏兵の国学院栃木だから番狂わせもいいところ。
国学院栃木の監督は、勝つためにあらゆる手段を講じた。
ピッチャーを目まぐるしく変え、智弁和歌山打線の目先を変えた。
また、タイムの取り方も絶妙であった。9回も相手が焦っているところにライトを交代させて嫌な間合いを取った。
智弁和歌山の敗因は、バッターの多くが力んでいたことである。
「自分達のバッティングなら5点は取れる」というような慢心があったと思われる。
そこを終盤にリードされて、力みに焦りが加わった。
9回表の3、4番は力みと焦りで自分のスイングが出来なかった。あれでは打てん。
8回表のバント併殺、8回裏の2点差となるホームランで智弁和歌山に流れがないと思った。
ある面、説明の仕様のない嵌り方だったと言える。
8回のツーアウト満塁の場面であるが、9番バッターに代打ではなかったか?
どう見ても打てる感じではなかったし。実際、凡退した。
国学院栃木には悪いが、大会の見どころが1つ減ったことは確かである。
だから、わしは番狂わせは嫌いなんだよ。
明日の大阪桐蔭はどうか? 聖望学園はかわい子ちゃんではないし、波乱の目はあるやもしれん。
第4試合は呆けて見ていた。
そんなもん、第3試合のショックを引きずっていたからに決まっているだろ。
だから、そういうこっちゃいかんて。
第4試合は敦賀気比が終盤に市船橋を引き離した。
7回、8回と得点を重ねたことで9回の追い上げをかわせた。
やはり追加点は重要だな。って、そんなことは南海権左でも書ける。
敦賀気比はライトの落球が2度あったのに、よく勝てたものである。
点差がなかったら9回裏の落球は致命的なものになっていただろう。
第4試合の解説は足達さんだった。
「やはり」、「やっぱり」の口癖はともかく、以前より解説が上手くなったのではないか?
おいおい、素人がエラソーなことを言うなや。
明日は日曜なので朝ドラトラップがないのがいいな。
朝ドラトラップ、ホント、何とかしてくれよ。
今、台風の進路に気を揉んでいる。実家が被害を受けないだろうな。
保険に入っているとはいえ、どうにも気になる。大型の台風でないとのことだが…。
台風の大型詐欺に遭うのは大歓迎だ。
今回の智弁和歌山の大型チーム詐欺はぁ。
おい、そんなことを書くなや。
明日、大阪桐蔭が負けたら、さぞかし吐くであろう。了