大会10日目
プー太郎生活2564日目。
第1試合は両監督が目まぐるしく動いた。特に明秀日立の金澤監督である。
三白眼の男を思い起こさせるようなピッチャーとライトの何度もの交代。
しかし、その交代が7回裏に裏目って、4-2から3点を取られて逆転された。
満塁でのリリーフは高校生には酷だわな。しかも、7回は2度も満塁の場面での交代があった。
2人のピッチャーがともに押し出し四球を出したが、それも仕方ない。
その何度ものピッチャー交代に、解説の杉本さんも触れていた。半分、苦言のような感じがした。
監督の采配を批判する資格がないのはわかってはいるが、明秀日立の金澤監督は動き過ぎたのではないか?
逆転されてからの8回、9回の明秀日立のバッティングに選手の焦りを感じた。
そりゃ、あの逆転のされ方はショックだわな。
今日は仙台育英の分厚い投手陣がモノをいった。
5人だか6人だかのピッチャーが、全員、140㎞を超えるというチームは聞いたことがない。
ただ、絶対的なエースがいないことが、今度、どう出るか?
ここで第1試合のアナにクソを食らわしたい。
明秀日立の小久保を紹介した時の実況に対してである。
「ソフトバンク、ジャ…で活躍した小久保選手の甥っ子です」
そういう実況をする輩がNHKにも多すぎる。ディレクターはちゃんと注意しろよ。
第2試合は九州国際大付が勝つと思っていた。
だが、高松商の左腕・渡辺の巧いピッチングの前に打線が抑え込まれた。
しかも、6回からは1人のランナーも出せずに終わった。
九州国際大付は大型打線の脆さを露呈したな。
福岡大会で1-0の試合が2試合あったし、打線は低調だとは見ていたが…。
九州国際大付にとって痛かったのは、2回にスクイズを敢行した際のサードランナーのサイン見落としである。
もしかしたらセーフティースクイズだったのかもしれんが。
今日の浅野は不発であった。それだけに渡辺の好投が大きかった。
それと高松商にはタイムリーがいいところで出た。特に2点目のタイムリーが値千金であった。
高松商に体調不良者が2人出たということは、2人がコロナに罹ったということか?
高野連は、そういう場合は登録メンバーを変えて、出場辞退にしないことにしたようだ。
そうでもしないと出場辞退の高校が続出して大会が成り立たなくなる。
日本一の石頭組織と言われる高野連も少しは頭が柔らかくなったようである。
第3試合は打撃戦との予想だった。が、愛工大名電が投打に明豊を上回った。
有馬が今日のようなピッチングをしたら、大阪桐蔭に善戦できるのではないか?
この試合では愛工大名電の外野の位置取りが光った。あれだけ深く守られたらバッターは力むわなぁ。
解説の廣瀬さんも、「明豊打線は強い打球を打とうとしている」と指摘していた。
九州国際大付、明豊に続いて、海星も敗れた。
これで九州・沖縄勢で残っているのは九州学院だけか。
明日、九州学院も負けたら、九州のファンはハガいな。
近江-海星は、7回裏に山田の満塁ホームランが出るまでは競った展開であった。
その満塁ホームランにも、近江1点目にもエラーが絡んだ。
「エラーがなければ」と海星に悔いが残ろうが、今日の山田からは2点は取れなかったと思われる。
「思われる」と書いたのは、6点差になったことで8回から山田がライトに退いたことによる。
山田を酷使したくない多賀監督からすれば、理想的な試合だったわけだ。
とはいえ、決勝戦まで近江が勝ち進んだとしても、山田は疲労困憊の状態になっているはず。
1回戦から登場か、2回戦から登場かでは、まさに雲泥の差だ。
今日は、試合が終わるごとに勝ったチームのキャプテンが準々決勝のクジを引いた。
しかし、第4試合にアナが伝えるまで抽選結果が全く不明だった。
だから、準々決勝の抽選方式を元に戻せよ。
休養日を設けたのだからフリーでの抽選でいいじゃないか。ったく、高野連、使えねぇ。
明日は、やはり大阪桐蔭の試合に最も注目することになる。
明日の先発は川原か別所か? 2人ともきちんと修正してくるであろう。
しかし、二松学舎が勝つイメージが全くわかん。また大差になるのではないか?
今日は、木曜版、金曜版のゲンダイが郵送されて来ると思ったが、金曜版だけしか郵便受けになかった。
そうか。先週の木曜は祭日だったか。
祭日はゲンダイは休刊となる。それに対して、「そういうこっちゃいかん」とは言わん。
明日の7時半起きに耐えたら、明後日は休養日なので、明後日はクソみたいに寝ていられる。
それには、「そういうこっていい」だ。了