休養日②


 プー太郎生活2568日目。

 今日は2回目の休養日である。

 選手にとっては有難い休養日であるが、昔からのファンには違和感がある。

 準々決勝の第1試合の実況を担当した西田アナが、
「ここからは駆け足です」と実況したのを思い出す。

 昨日は松尾が打席に入っているシーンが瞼に焼き付いていて、寝つきが悪かった。

 未だに大阪桐蔭が敗退したことを引きずっている。

 タイソンがダグラスに負けた時、解説の浜田剛史氏が、
「最強が敗れた時の虚しさは何とも言えないです」と言っていた。

 昨日の大阪桐蔭の敗戦に、それと同じ思いを抱いた。

 というわけで、ティップネスに行ってきた。

 19日にして今月は2度目の利用だから8月を休会にして大正解だったわけだ。

 太っちょとはトレーニングルームで会った。話題は、むろん、大阪桐蔭の敗退についてであった。

 太っちょもトリプルプレーについて言及していた。あのトリプルプレーで流れが変わったことは間違いない。

 バントエンドランは小フライになったら併殺になるのは必至なのでリスキーな作戦と言える。

 そういうリスクを冒す必要があったのかどうか。

 それと、予選でレギュラーだったショートの鈴木に変えて大前を起用していたのにも疑問が残った。

 鈴木は守備の名手だし、バッティングもしぶといからである。

 ムーミンの采配を批判する立場でないのはわかっているが、それが綻びの1つではなかったかと思っている。

 太っちょは、
「大阪桐蔭の選手が可哀想でしたね。あの子達は携帯も取り上げられているそうですし」と、大阪桐蔭ナインに同情していた。

 そんな生活を送って、勝つことが義務づけらているというのは、高校生にはきついわな。

 太っちょに聞いていた通り、マシーンが一部入れ変わっていた。

 そして、前にあったマシーンが最新式のになっていた。

 ということは、儲かっているんじゃねぇか。だったら会費を値上げするなって。

 最新式のマシーンの使い方に戸惑っていたら、かわい子ちゃんスタッフが手取り足取り教えてくれた。

 とっつぁんだったら、それに乗じてセクハラをしたであろう。

 わしはティップネスでは反則は封印しているので、そんな不埒な真似はせんかった。

 さて、明日の準決勝である。

 第1試合は、どう見ても仙台育英が優勢である。

 しかし、そういう下馬評の時にコロリと負けるのが仙台育英。今回はそれはないと思うが。

 第2試合は、山田の回復具合がカギとなる。

 日刊スポーツによると、足の状態はもう問題ないという。

 それでも下関国際が勝つと見た。

 下関国際の古賀、仲井を近江打線が打ち込むのは至難の業だし、山田もある程度の失点は覚悟せねばなるまい。

 なにより大阪桐蔭に勝って下関国際は、今、一番勢いに乗っている。

 ハガいのは、明日の第1試合の開始時間が午前9時だということである。

 8時半に起きないとならないたぁ。

 それよりハガいのは、仕事が3つ重なってしまったことである。

 それがもう少し前の時点でなくて良かったぜ。

 高校野球が終わったらザトペックと化さざるを得ない。

 仕事がないよりある方がいいと思うしかあるまい…。了
 


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