本命と対抗

 
 プー太郎生活2685日目。

 太っちょとはトレーニングルームで話した。

 
「決勝戦はどっちが勝つと思いますか?」 

 ん? わしと琴光喜をしようというのか? 

 が、太っちょは、わしと違って不埒な人間ではない。やるわけがないわな。

 
「アルゼンチンを応援しますが、フランスが勝つと思います」と答えた。

 太っちょは
「そうですか」と答えて、ダンベルがあるコーナーに消えて行った。

 サウナルームでは一緒になれなかったので、今度、メルセデスについて聞いてみようと思う。

 ロッテの守護神だったオスナのソフトバンク入りが決定的くせぇ。

 ロッテファンの太っちょはソフトバンクも嫌いだそうだから、それには吐いておろう。

 ティップネスから帰宅して郵便受けを開いたら、ヨドバシカメラから
「報知高校野球」が届いていた。

 ザっと目を通したが、選抜で優勝候補筆頭に推されるのは大阪桐蔭で間違いない。

 ただし、秋季大会の戦いぶりは決して盤石ではなかった。

 それでも秋の公式戦は無敗。どんな展開でも負けない強みがある。

 対抗が仙台育英であることも確かである。なんといっても投手力が高い。

 小倉元横浜高校部長も、
「本命・大阪桐蔭、対抗・仙台育英」と、日刊ゲンダイのコラムで書いていた。

 本命と対抗がこれほどはっきりしている大会も珍しい。79年夏の本命・箕島、対抗・浪商以来か? 

 大阪桐蔭、仙台育英のほか、Aランクに数えられそうな高校は、専大松戸、東邦、報徳学園、智弁和歌山、広陵、沖縄尚学か? 

 選抜ガイド号を読んでから絞り込んでいきたい。

 言っとくが、今回の選抜でも琴光喜にはならんぜ。

 話は大阪桐蔭に戻って、これで5季連続で優勝候補筆頭に挙げられることになる。

 そんなのも記憶にないな。清原。桑田のPLも、2人が2年生の選抜以降の4季連続だったし。

 ただし、優勝候補筆頭としての絶対度は当時のPLの方が上であった。

 特に2人が2年の春と夏は、
「抜群の優勝候補」と言われた。

 しかし、春は岩倉、夏は取手二に敗れ、ともに優勝できなかった。

 実力では上であっても、負けることがあるのが高校野球である。

 今、仕事の依頼が来ることを恐れている。

 年末まで平穏に過ごしたいのだが、依頼があるのは確実。

 もしタイトな日程となったら、年末のクソ麻雀は却下だ。

 となると、3日にしか打てない。

 いずれの日でも、その日も田村であることは不変である。

 
 

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