W杯23日目
プー太郎生活2687日目。
結局、3位決定戦を最後まで視聴した。
かつては完全な余興だった3位決定戦も、ここ数大会は真剣勝負になっている。
とはいえ、空疎感は否めなかった。負けたら終わりという痺れる試合ではなかったのが、その大きな要因である。
それでも3位になったクロアチアイレブンは歓喜していたくせぇ。
「くせぇ」というのは、中継したフジテレビが3位の表彰式をカットしたからである。
特段それに文句はないが。時刻も時刻だったしよ。
FIFAの何とかいうハゲ会長が次回のワールドカップの方式でブレブレだそうだ。
当初は48チームを16の組に分けてのリーグ戦を行い、1位と2位の国を決勝トーナメントに進出させるという方式だった。
それだと日程面で公平でないことと3戦目が談合試合になるということで批判が殺到していた。
そこで48を12の組にして4チームでのリーグ戦にするとか。
となると、1位と2位の国とで24となる。それじゃ決勝トーナメントができねぇ。
なので、1位の12か国と2位になった国で成績の良い国の4か国で決勝トーナメントを行うという。
あんだ、そりゃ。異なるグループの2位チームを比較するなど、ナンセンスの究極タイガーだ。
だから、参加国を48にするってのが、そもそもの間違いなんだよ。
無理やり参加国を増やすから、ガッツ星人の最期の時のような混乱状態になるんだって。
16とか32とか2の二乗倍の参加国数でないと公平でなくなるのは南海権左でもわかる。
というわけで、「鎌倉殿の13人」の最終回をBS・NHKで午後6時から見た。
第1回がついこの前だったように感じる。それからしても月日の経つ速さを実感する。
「鎌倉殿の13人」は傑作だった。ただ、源平合戦はじめ様々な出来事を詰め込み過ぎた感があった。
なので、1年ではなく1年半のスパンで放送すれば、もっと良いドラマになったはずである。
「鎌倉殿の13人」は良い役者が揃っていたが、最も適役だと思ったのは後鳥羽上皇の尾上松也である。
歌舞伎役者だけあって野心ある高貴な人物が嵌っていて、演技も抜群に上手かった。
それにしても、義時の最期は呆気なかったな。むろん、三谷幸喜の創作だが。
近く放送されるであろう総集編は録画してブレーレイディスクにダビングする予定である。
しかし、今日の冒頭の松本潤の徳川家康には吐いた。
来年の大河ドラマはスルーする。ジャニタレが主人公を演じるのではな。
いよいよ決勝戦が日本時間の今夜0時にキックオフされる。
午前4時でないのは、試合後に閉会式が行われるからである。
むろん、PK戦になっても最後まで見る。そしたら明日のティップネスは出前だ。
決勝戦でのPK戦は勘弁してくれよ。決勝戦が120分で決着がつかなかったら再試合にすべきだ。
ただし、それに備えて日程面などを前もって調整しなければならないが。
アルゼンチンとフランスは、どちらが優勢か?
戦前の予想はほぼ互角だが、休養日が1日多いアルゼンチンがやや有利か?
多くのファンが、「メッシに優勝させたい」と思っているそうだ。
わしもその1人だ。フランスの連覇では面白くも何ともない。
どちらが勝つにせよ、明日からワールドカップロスにしばらく襲われよう。了