1月3日に決まる

 
 プー太郎生活2692日目。

 ハガい。ほんの軽い風邪だ。

 よって、ティップネスを出前とした。

 太っちょや女性蔑視発言の団塊おっさんと会えなかったのは寂しかったが仕方ない。

 今日はクソ寒く、風が強かった。それを無理して行って悪化させたらシャレにならなかったところである。

 ま、風邪といっても、多少鼻水が出て、少しばかり喉の通りが良くないだけだが。

 それで前に大塚の医院でもらった風邪薬を飲んだら朦朧としてしまった。

 医者が処方した風邪薬を軽い気持ちで服用してはダメだということだな。

 ここ数年全く風邪を引かなかったので、大袈裟に反応してしまったわ。

 クソ軽いとはいえ、なぜ風邪になったのかを考えてみた。

 寝る時にエアコンを切って、朝、寒い中を起きたからだろう。

 電気代がクソ高いのでケチったのがいけなかったくせぇ。

 こうなったら電気代など、眼中にねぇ。この冬はエアコンをつけっ放しにする。

 こうしてみると、生まれてこのかた風邪一つ引いたことがないという阪神・岡田監督はスゲェな。

 今日は12月23日。平成の時代は祭日だった日である。

 それでメンツ集めで競馬がヘタクソな奴に電話して、電話に出た奴のかみさんに猛不機嫌攻撃を何度か食らったことがある。

 そう、12月23日は奴のかみさんの誕生日なのである。

 その猛不機嫌攻撃で12月23日が奴のかみさんの誕生日であることを覚えたのであった。

 というわけで、奴の昼休みに、かみさんの誕生日のお祝いラインをした。

 そうでもしないと奴からラインが返って来ないからである。

 
「ありがとうございます。テッポウ野郎が1月3日が良いとのことなので、証券マンにその旨を連絡中です」

 「田村」


 一本目のラインはいいとして、二本目の
「田村」というのは聞き捨てならん。

 頭に来たので、
「田村が許されるのはわしだけだ」と返した。

 それに対する奴のラインは、
「川田」であった。

 
「川田」とは、麻雀で体をボロボロにして亡くなってしまった麻雀プロの川田隆氏のことである。

 そんなのを知っているのは、わしと奴くらいなものよ。

 川田隆元麻雀プロは、晩年、咳が止まらなかった。

 それで、
「ゴホッ、ゴホッ、ゴホッ、ゴホッ、ゴホッ、ゴホッ、ゴホッ、ゴホッ、ゴホッ、ゴホッ、ゴホッ」というラインを送った。

 そういや、咳は全く出ていないな。やはり大したことはないということか。

 今日がクソ寒くなかったら、ティップネスに行っていたところである。

 というわけで、1月3日にツモることになった。

 むろん、田村で臨む。卓外戦はもう始まっているのである。

 昨日は冬至であった。よって、今日からほんの少しずつ日照時間が長くなっていく。

 しかし、人は皆、死に向かって時を過ごしている。

 そのことを矢野前監督がミーティングで選手に言ったという。

 まだ20代、30代の選手にそんなのは響かなかったであろう。

 が、わしには響く。いや、響きまくりだ。

 果たして、あと何年、生きていられるであろうか? 

 川田隆元麻雀プロのように苦しんで死にたくないものである。了


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