究極の消化不良

 
 プー太郎生活2705日目。

 今日も寒い中、ティップネスに行ってきた。わしは張り子の虎ではないんじゃい。

 太っちょとはトレーニングルームで会ったが、サウナルームでは一緒になれなかった。

 よって年始の挨拶だけを交わした。来週はサウナルームで話したいと思う。

 わしを注意した男とはサウナルームで出くわした。

 むろん、お互いにシカト。もっとも、奴はすぐに顔をタオルで覆ったが。

 帰宅して郵便受けを開いたら、
「2月の古紙回収のご案内」のペラ紙が入っていた。

 しまった。今日は今月の古紙回収の日だった。

 カレンダーに記入していたのに何たるミスだ。ゲンダイなど古紙が溜まっているのによ。

 あに? 
「ソフトバンクが有原を獲得した」だと?

 孫正義め、なりふり構わずに補強をしやがってぇ。

 と、ソフトバンク嫌いの太っちょは怒っているだろう。

 侍ジャパンのメンバーが12名先行発表されたことを知った。

 大谷、ダルビッシュ、佐々木朗希、山本由伸、村上、鈴木誠也。

 まさにドリームチーム。が、アメリカとドミニカは、その上を行く。

 どちらかに当たるであろう準決勝が難関となる。

 閑話休題。

 今日のボクシングをАBEMAで無料配信していることを知った。

 АBEMA、ナイスだ。世界戦はライブで観ないとな。

 そうか。今日の興行は亀田興毅による初興行だったのか。

 それで亀田興毅がリング上で挨拶をし、亀田次男が世界戦の解説を務めた。

 2人とも大人になったな。もっとも、あの傍若無人な振る舞いはギミックだったが。

 何より驚いたのは亀田次男の解説が理路整然で上手かったことである。

 しかし、重岡の試合は消化不良の究極タイガーだった。

 アマ時代から無敗の重岡の世界初挑戦で注目を集めたのだが…。

 なんと3ラウンドの2分48秒でバッティングによる無判定試合になったのである。

 大したバッティングでもないのに、メキシカンのチャンピオンが試合続行不可能を主張して試合が終わったのだった。

 やや劣勢だったから、そういう卑怯なことをしたのだろう。

 気の毒なのは重岡である。今日の試合に全てを懸けてきたのに、こんな結果になるとは…。

 そりゃ、号泣するわなぁ。ダイレクトリマッチになるにせよ、今日の試合でチャンピオンになれなかったのだから。

 わしも何十年とボクシングを見てきたが、こんな胸糞悪い結果もそうは記憶にない。

 メインイベントは谷口の防衛戦だった。もしその試合がなかったら観客は暴れていただろう。

 ただ、2階席には空席が目立った。今、日本で客を呼べるボクサーが井上だけなのは確かである。

 その谷口の防衛戦は衝撃的な結果となった。フィリピン野郎の右ストレート1発で谷口がリングに沈んだのであった。

 フィリピン野郎が8連続KO中だったので危険な相手だとは思ってはいた。

 それにしても、強烈な一撃だった。サウスポーを仕留めるには右ストレートということだな。

 何が起こるかわからないのがボクシングだというのを、今日、再認識したわ。

 それにしたって、あのクソメキシカンの事実上の出前は納得いかん。

 気分転換にはゲンダイを読むしかない。今日のゲンダイも古紙になる。了


次の日へ 前の日へ
日記トップへ HPトップへ