メキシコ戦&大会3日目

 
 プー太郎生活2781日目。

 
「周東、還って来い!」 

 WBCでは、あのイチローのタイムリー以来の大絶叫マシーンになった。

 それにしても厳しい試合だった。何度吐き、何度ガッツポーズしたことか。

 流れは日本にクソ悪かった。

 ツーアウトランナーなしから連打で1、2塁になって、佐々木朗希が失投して先制スリーランを浴びた。

 その後、ホームランキャッチをされるなどチャンスを逃し続け、何度も切歯扼腕となった。

 そこに今度は日本がツーアウトランナーなしからランナーを溜めて、吉田が同点スリーラン。むろん、絶叫マシーン炸裂だ。

 が、その直後に2点を勝ち越された。やっと同点に追いついてところをすぐに勝ち越されると追いつけないもの。

 それも1点ではなく2点。8回裏に1点を返したとはいえ、あと1点追いつくのは難しいと思った。

 しかもメキシコはクローザーを出して来るのだから。

 が、そのクローザーがシャワシャワなピッチングだった。硬くなったのか? 

 大谷のツーベース、吉田の四球で、バッターは村上。わしは期待していたぜ。

 そしたらセンターへ快心の一撃。打たれた瞬間、ピッチャーが跪いたので抜けたと思った。

 そこで、
「周東、還って来い!」が出たのであった。

 こうしてみると、8回表にセカンドランナーをホームで刺したのが大きかったな。

 リードされた点が3点だったら、まず負けていただろう。

 あまりの劇的な試合に、選抜大会に頭を切り替えるまで時間を要した。

 そういうこっちゃいかん。って、そういうこって仕方ねぇ。

 録画した第1試合は適当に早送りして見た。言っちゃあ悪いが、魅力に乏しいカードだったからである。

 21世紀枠については、ここでは申し上げない。

 いや、一言言わせろ。
「いい加減、撤廃しろ」と。

 第2試合は、平安愛に生きる原田監督率いる龍谷大平安が逆転勝ちした。

 原田監督の代打攻勢が当たったわけだが、ダブルスティールで1点を勝ち越された時はベンチで思っくそ吐いていたな。

 相変わらず喜怒哀楽の激しい御仁だが、わしは人間味がある原田監督が好きだ。

 長崎日大としては、ツーアウトからの2つのワイルドピッチが痛かった。

 それと7回裏はリリーフがワンポイントかツーポイント遅れたように思う。

 ふむ、監督もそう言っていたのか。イニング途中でのピッチャー交代のタイミングは本当に難しい。

 仙台育英は、イニング途中でのピッチャー交代がうまくいった。

 先発の左腕・仁田が2回にワンアウト満塁のピンチを迎えたところでスパッと変えた。

 で、リリーフした高橋が連続三振。采配がズバリだった。

 だが、9回はうまくいかなかった。1-0の場面でのリリーフはきついわなぁ。

 結局、1-1で延長戦に入った。

 今大会から、延長、即、タイブレーク。それは改悪としか言い様がない。

 慶応が表の攻撃で0点だったことで、仙台育英にサヨナラの可能性が高まった。

 ワンアウト満塁からレフト前への一打。
「サヨナラだ」と思った瞬間、レフトがバックホーム。

 打球をライナーと思ったサードランナーのスタートが遅れて、ホームでアウト。

 これでチャンスは潰えたに思えたところ、トップの山田が初球をレフトへサヨナラ打した。

 タイブレークは邪道だと思っているが、レフトゴロとサヨナラ打は劇的だった。

 慶応の清原が最初の打席に入った時、スタンドから拍手が起こった。

 オヤジが甲子園で大活躍したのを覚えているファンが多いというわけだ。

 その清原が第1打席で快打。わしも、
「ほぉー」という声を出したわ。

 ただ、タイブレークでのツーアウト満塁では空振りの三振。オヤジは、さぞかし吐いただろう。

 清原のオヤジには悪いが、わしは仙台育英を応援していた。

 慶応が好きでないのと、慶応への大声援が鼻についたからである。

 明日からの大阪方面の天気予報が悪いことは、数日前から知っていた。

 第3試合は雨の中の試合だったし、明日は中止だろう。

 明日の中止はいいとして、明後日の中止はクソハガい。

 木曜はティップネスの休館日だからである。

 気象予報士よ、大阪方面の天気を何とかしろ。

 今日も相撲もしっかりチェックした。

 10日目を終わって翠富士が2差をつけての全勝とは、場所前に予想できた奴がいただろうか? 

 翠富士は、これから難敵と当たり続けることになろう。となると、優勝ラインは3敗か? 

 1つ言えるのは、翠富士が優勝したら万馬券もいいところであるということである。

 さ、明日はアメリカ戦だ。誰もが言っているようにラスボスである。

 明日の先発は今永か。しかし、今永が打ち込まれる可能性が大いにある。

 ベッツ、トラウト、ゴールドシュミット、アレナドと続く打線は全くシャレにならない。

 そして、5番DHには‘白熊’アロンソが入ろう。下位もリアルミュート、ターナーら超一流の選手が並ぶ。

 これらのバッターは全て右打者。今永が2、3点取られたら右の伊藤か宇田川に変えるべし。

 ハガいのは、明日が仕事の奴らである。わしだったらクソ余裕で出前を取る。

 明日の放映権を持っているテレ朝のスタッフは、今日の結果にクソ喜んでいような。

 もしアメリカ-メキシコの決勝戦だったら、わしだって見んよ。

 明日も早起きか。明日も早起きとなることになったのには大納得だ。了

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