アメリカ戦&大会4日目
プー太郎生活2782日目。
いや~、いいものが見られたわ。特に最後の場面である。
日本が1点リードの2死満塁ツーアウトランナーなし・フルカウントで、大谷がエンゼルスの同僚・トラウトから空振りの三振。
こんなシナリオは、どんな脚本家でも書けねえ。
最後に大谷が登板するのには不安があった。肩を作る時間が少なかったからである。
それでも2点差なら大丈夫だと思っていた。それが、ダルビッシュが8回表にシュワバーにホームランを浴びて1点差。
ダルビッシュが毎試合失点とはシャレにならんて。実際、今日の試合で登板したピッチャーの中で一番出来が良くなかった。
9回表は大谷が先頭の9番・マクニールにフォアボールを与えて吐いた。
いや、フルカウントからの投球はストライクだって。МLBの球審の野郎、疑惑のジャッジをしやがった。
が、次打者のベッツは併殺打。その併殺がクソ大きかったというのは南海権左でもわかる。
さすがに、それで「勝った」と思った。そう思った奴がほとんどであったろう。
最後の三振には中程度の絶叫マシーンとなった。
今大会の最大の絶叫マシーンが昨日の村上の逆転サヨナラ打であったことは言うまでもない。
もしあの場面で併殺に倒れた挙句に日本が負けていたとしたら、選手生命に関わるところであった。
MVPが大谷であることに異論がある奴はいまい。
大谷がチームに加わらなかったら優勝できなかったところである。
結局は、岡本のホームランが決勝点か。
「いつもは敵の戸郷、大勢、岡本を応援していた」と書いておきたい。
シーズンに入ったら、彼ら3人に対してアンチぶりが甘くなるかもしれんな。
それではアンチとして名折れ。アンチ道は貫かないといかん。
それにしても、アメリカ打線は怖かった。麻雀で言えば、常にリーチを掛けている相手に投げるようなもの。
あに? 「意味がわからん」だと?
わしだって、シャワシャワな例えであることは承知しとるわい。
そんな表現はいいとして、戸郷、高橋宏斗、伊藤、大勢の中継ぎの若手4人がよく投げた。それは大いに称賛したい。
日本としては、準決勝でドミニカ共和国、プエルトリコ、ベネズエラとの対戦にならなかったのはラッキー飯村であった。
優勝するには、そうした巡り合わせも大きな要素となる。
日本の優勝にケチをつけるとすれば廣岡達郎氏くらいなものだろう。
「アメリカはエース級が先発しなかったじゃないですか。それを「世界一」とは、『何を言うとるのか』ですよ」
アメリカとすれば、メジャー屈指の強打者のハーパーが怪我で出場辞退となったのが痛かったな。
ジャッジは初めから出場する意志がなかったくせぇ。
あ゛~、試合を最初から最後まで生観戦できて良かった。
勤め人の多くは出前が不可だったろうから、ライブで見られなかったのはクソハガかったであろう。
今日も選抜大会に頭を切り替えるに時間が掛かった。
今日の試合が3試合とも好カードでなかったのは…。これ以上はノーコメントだ。
第1試合については、偽善者ぶらせてもらおう。「光高校、甲子園での初勝利、おめでとう」と。
第2試合についてコメントする前に、常葉菊川が常葉大菊川に名称が変わったことにアヤをつけたい。
2007年、2008年のフルスイング打線の常葉菊川の印象が強烈だっただけに、わしとしては校名変更はハガいんじゃい。
今日の第2試合を見て、2007年、2008年のフルスイング打線のチームが奇跡のチームだったことを再認識したわ。
もっとも、大会№1右腕の平野が相手では、2007年、2008年のフルスイング打線のチームでも、そうは打てなかったであろう。
試合は、常葉大菊川の左腕の立ち上がりの乱れが明暗を分けた。
1安打で3失点とは…。専大松戸の平野が、その3点で楽に投げられたことは確かである。
専大松戸は、春は初勝利か。2年前は中京大中京にハガい敗戦であった。
第3試合の城東は部員が12人しかいないことから、女子部員が試合前のノックをした。
この大会から女子部員がノックを務めることが認められるようになったのか。
そのノックの様子を第2試合の解説だった杉浦さんが褒めていた。
21世紀枠には反対のわしであるが、その光景には感慨深いものがあった。
第2試合と第3試合の間にニュースが挟まれた。
伝えられたのは、当然、WBCで日本が優勝したニュースである。
そのニュースを読み上げたアナが終始ニヤけていた。
その気持ちはわかる。が、無粋な上司だったら注意するだろうな。
東海大菅生の先発が注目の右腕の日當でないことに、「えっ」という声が出た。
21世紀枠の城東をナメたのか? まあ、そうなのだろうな。
東海大菅生ベンチは2番手、3番手も控えピッチャーを起用した。
やはり城東をかわい子ちゃんと認定していたくせぇ。
8回からようやく日當が登板した。ベンチは温存したかったかもしれないが、2点差だったからな。
その日當がヒットを打たれるとは思わなんだ。それでも無失点で試合を締めた。
東海大菅生は打線が不発気味だった。次戦以降の課題と言える。
ついに翠富士に土が付いた。やはり翠富士の全勝優勝というのはなかったか。
これでカオス状態に拍車が掛かった。千秋楽までグチャグチャの状態で進んだら面白い。
あに? 「井上の負傷でフルトンとの試合が夏に延期」だと?
これは井上にとっては怪我の功名ではないか?
スーパーフェザー級というウェートに慣れるまでには時間が足りないきらいがあったからである。
しかし、わけのわからないネットチャンネルでの中継というのがハガい。
明日の大阪方面の予報がクソ悪い。明日は中止が濃厚である。
木曜はティップネスの休館日だから、明日の中止はハガい。
今日の日記では、「ハガい」を多用しているような気がする…。了