大会６日目

　
　プー太郎生活2784日目。

　今日は国会中継があったことで、教育テレビでの中継で始まった。

　わしが勤め人の時で、今日が出前でなかったら、録画できずに帰宅して暴れていただろう。

　国会中継といえば、岸田はざまぁだな。

　キーウに行ってゼレンスキーと会談したというニュースがＷＢＣで全く霞んだとはよ。

　聞くところによると、ワイドショーはＷＢＣイーソーだったそうじゃないか。

　「聞くところによる」というのは、ワイドショーは見ない主義を貫いているからである。

　第１試合の報徳学園－健大高崎は、一部で好カードと言われていた。

　が、報徳学園が快勝した。というか、健大高崎のピッチャーが自滅した。

　１点リードしていたのに、２回表に３連続押し出したぁ。

　その間、ピッチャーは頭が真っ白の状態が続いたはず。

　杉本さんの指摘のように牽制球を投げるなど間を入れるべきだったな。

　今日の試合を見て、「報徳学園は投打のバランスが取れている」と思った。

　優勝候補の一角に推されるだけのことはある。

　報徳学園の勝利で、ベースボールマガジン社の選抜ガイド号がＡランクとした高校は、全て１回戦を突破した。

　Ａランク校同士の対戦が１回戦でなかったこともあるが、これはあまりないことである。

　第２試合は、山梨学院の各バッターが力んでいたように見えた。

　21世紀枠の氷見が相手だったから、「勝って当然」の思いがそうさせたようである。

　勝利監督インタビューで吉田監督も、「初戦に勝って硬さが取れると思ったのですが」と言っていた。

　順当勝ちを意識すると、とかく力むものである。それで敗退した例を腐るほど見てきた。

　今、真っ先に頭に思い浮かんだのは、21年夏の大会の愛工大名電－東北学院である。

　誰もが愛工大名電の圧勝を予想していたのだが…。

　山梨学院の吉田監督としては継投策を考えていたであろう。

　しかし、点差が少ないまま試合が進行したので、エースの林を完投させた。

　今後のことを見据えると、それは「計算外だよ、玄大佐」であったに違いあるまい。

　これで今年の21世紀枠は、３校とも初戦敗退となった。

　今年は３校とも善戦したとはいえ…。これ以上は書かん。

　第３試合は、履正社がハガい負け方をした。

　７回まで今大会からエース番号をもらった左腕が無安打１失点。

　８回表に１点を勝ち越したことで、そのまま行くかに思えた。

　ところが、８回裏に代打に初ヒットを打たれ、ワンアウト２塁からフォアボールを出したところでピッチャー交代。

　わしは続投させるべきだと思った。高知のバッターが明らかに手こずっていたし、リリーフするにはキツイ場面だったからである。

　案の上、次打者にフォアボールを出し、ツーアウト満塁から逆転タイムリーを打たれた。

　最後は、ツーアウト１、２塁で、履正社の４番が力んでポップフライに倒れた。

　振り返ってみると、ノーヒットで献上した２回裏のワイルドピッチでの１点が痛かった。

　その１点のランナーは振り逃げで出塁したランナー。

　わしは、四死球やエラーのランナーよりも振り逃げのランナーの方が手痛いランナーだと思っている。

　大相撲は、翠富士が３連敗となり、大栄翔が単独トップとなった。

　明日は２人の直接対決である。わしは翠富士を応援する。

　しかし、分は悪いだろうな。北の富士が解説だったら、「翠富士が勝つのは、ちょっと難しいんじゃないの」と言うと思われる。

　さて、サッカーのウルグアイとの親善試合である。

　ＷＢＣでの真剣勝負を堪能したばかりなので、炭酸が抜けたコーラを飲んでいるような気分で見ていた。

　アルゼンチンを招聘できなかったことに不満を持っている奴がいるくせぇ。

　アルゼンチンとの試合の方が盛り上がったことは確かだろう。

　とはいえ、ウルグアイにしても日本より格上。あまり贅沢を言ってはいかん。

　今日の先発イレブンは全員が海外組みであった。ジーコ時代の海外組偏重とは意味合いが違うが…。

　ウルグアイは、スアレス、ゴティンらが来日しなかった。ウルグアイも世代交代が進んでいるくせぇ。

　試合は１－１で引き分けた。相手の力量を考えれば、悪くない結果だったのではないか？　

　１つ言えるのは、右サイドのファーストチョイスは堂安ではなく、伊東純也だということである。

　果たして、今日の試合をセルジオ越後は何と書くか？　

　「サポーターは日本を買いかぶっていたな」とかだろうな。

　今日、団時朗氏が亡くなったニュースが報じられた。

　団時朗氏といえば、帰ってきたウルトラマンの郷秀樹。

　子供心に団氏を「かっこいいな」と思ったものである。

　その後、団氏はその長身を生かして、スーツのモデルもしていた。

　新聞の折り込みチラシで、よくその姿を見たものである。

　ここに団時朗氏のご冥福をお祈りしたい。

　どうやら明日も試合ができそうである。

　先週の週間天気予報では水曜から雨の金太郎アメで吐いたが、雨天順延は昨日以外はない可能性が出てきた。

　そうじゃなくちゃいけねぇ。それを念じて、今日は脱稿したい。了