チーム打率1割台

 
 プー太郎生活2809日目。

 今日の大谷のピッチングは消化不良であった。

 2回を終わった時点で雨による約1時半の中断では、2回で降板も仕方ないわな。

 5-1でリードしていただけに勿体なかったが、雨には勝てん。

 それにしても、今日の1失点は勿体なかった。

 四球で出したランナーが2つの暴投で3塁まで進塁して、ショートゴロの間に生還。

 2回を無安打だったものの、その1失点は自責点だから防御率が悪化した。

 2つの暴投で3塁まで進塁で思い出すのは、76年夏の大会の柳川商-PLである。

 下馬評は、新チーム結成以来、85勝2敗の柳川商が圧倒的に有利というものであった。

 当時のPLはまだ甲子園で優勝したことがなく、超高校級の選手が轡を並べる柳川商に対して、超高校級の選手は皆無。

 それが、3回表のPLの得点が両チームで唯一の得点となり、番狂わせとなった。

 その1点であるが…。

 四球で出したランナーを柳川商のエース久保が連続で牽制球悪投をして3塁まで進塁させてしまった。

 そして、次打者にセンター前にタイムリーを打たれた。

 ただ、そのヒットも止めたバットに当たった打球がセンター前に飛んだという久保にはクソ不運な当たりであった。

 思わぬ形での1失点に4番の末次以外のバッターが焦り、ズルズルと回を重ねて、柳川商打線は7安打を放ちながら無得点に終わったのだった。

 大型チームの脆さを露呈した試合として、今も真っ先に思いつくのはこの試合である。

 あに? 
「ミニマム級に世界王者7人」だと? 

 それは異常状態としか言い様がない。

 何より世界王者を認定する機構が4つもあるが問題だ。その上、階級が細分化され過ぎ。

 そこへ持って来て、暫定王者やスーパーチャンピオンとか意味不明の王者がインフレ状態に拍車を掛けている。

 ファイティング原田氏が、
「僕が世界チャンピオンだった時は、世界チャンピンが8人しかいなかったからね」と、自慢するのもわかるというものである。

 今日は奥川がファームで約1年ぶりに登板した。その全投球をDAZNが流してくれた。

 最速は148㎞か。投げたのは1イニングだけだったし、まだ完全復活ではないな。

 ヤクルトは初先発の試合で好投したピーターズも登録抹消中なのもハガい。

 だから、ヤクルトは先発の台所事情が厳しい状態である。

 いや、それ以上に深刻なのは打線だ。チーム打率が1割台では話にならん。

 チーム打率が1割台って、星雲高校のチーム打率じゃねえぞ。

 勝ったとはいえ、今日は4安打。この貧打ぶりはシャレにならない。

 解説の達川氏が、
「ペナントレースが始まって15試合ほどでチーム打率が1割台というのも記憶にありませんね」と、呆れていたわ。

 それでも貯金2の3位。チーム打率が1割台でその順位は奇跡と言える。

 ヤクルト打線よりもシャレにならないのは読売の状態である。戸郷を立てて負けるたぁよ。

 スポニチの今日の一面は、
「どうする、原巨人」だが、どうにもならないだろう。

 というわけで、今日も仕事の依頼メールが来なかった。

 そのまま、そのまま。

 って、それじゃメシの食い上げだ。

 
「働かざる者、食うべからず」を実感している今日この頃である。了

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