上岡龍太郎氏

 
 プー太郎生活2853日目。

 クソ雨の中、ティップネスに行った。

 太っちょ、女性蔑視発言の団塊おっさん、わしを注意した男らもクソ余裕で来ていた。

 が、トレーニングルームに絶対に居るクソ団塊野郎の姿がなかった。

 これは、わしが記憶する限りでは初めてでである。

 雨だと休んだおっさんじゃあるまいし、雨が理由で来ない野郎ではない。

 もしかして5月いっぱいで退会したのか? それとも風邪でも引いたのか? 

 ともかく、野郎の姿が目に入らなかったのは良かったわ。

 帰宅してから上岡龍太郎氏が亡くなっていたことを知った。

 上岡龍太郎氏は熱狂的な阪神ファンとして知られ、大阪時代はディリースポーツにコラムを持っていた。

 そのコラムで上岡龍太郎氏が読売のことを、
「不俱戴天の敵、親の仇」と書いていたのが印象に残っている。

 どこかの球団の熱烈なファンは、ほぼ強烈なアンチ読売である。

 それはロッテの熱烈なファンの太っちょも同じである。

 上岡龍太郎氏が最も入れ込んだシーズンは1985年だろう。

 猛打で阪神が優勝したものの、8月末には阪神、読売、広島が団子状態になった。

 阪神がそこから抜け出した時も西本幸雄氏に、
「阪神、大丈夫でっしゃろか?」と何度も聞いていたという。

 その度に西本氏に、
「あんた、いつもと言うことが違うやない」と呆れられていたそうである。

 その1年で上岡龍太郎氏の髪の毛が真っ白になったことからも、如何に気を揉んだかがわかるというものであった。

 わしが上岡龍太郎氏を初めて知ったのは、
「ラブアタック」の司会者としてである。

 毎回、けっこうなかわい子ちゃんがかぐや姫として登場し、好みのタイプを上岡龍太郎氏が尋ねるというのがルーティンだった。

 以下は、ある回の上岡氏とかぐや姫とのやり取りである。

 上 岡 氏:
どんなタイプがお好きですか? 
 かぐや姫:
爽やかなスポーツマンタイプです
 上 岡 氏:
タレントなどで言いますと? 
 かぐや姫:
巨人の江川投手です 

 それに上岡氏が、
「あれのどこが爽やかなんや」とマジで切れた。

 その上岡氏に爆笑したのは書くまでもない。

 ここに、上岡龍太郎氏のご冥福をお祈りしたい。

 上岡氏が目の敵にしていた読売は、今日、日本ハムに完敗した。

 
「日本ハムには勝てるだろう」と思っていた原は甘かったわけだ。

 それにしても万波が良くなったな。高校時代の粗削りなイメージではなくなっていた。

 セ・リーグの順位表を見て、あらためて吐いた。

 何で優勝候補だったヤクルトが最下位・南海権左なんだよ。

 しかも、今日で5位・中日と1ゲーム差になった。話にならん。

 さて、これから報知新聞のサイトに飛ぶとするか。

 それで順位表の恨みを晴らしたる。了

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