いいところなし

 
 プー太郎生活2854日目。

 今朝は早く目が覚めたので、大谷が先発のアストロズ戦をライブ観戦したのだが…。

 まず大谷の1番・ピッチャーに吐いた。ったく、土門じゃねぇぞ。

 1番・ピッチャーは二刀流でフル回転している大谷には負担が大き過ぎだ。

 しかも、今日は相手が悪かった。

 ア・リーグ西地区で最強のアストロズで、相手先発はこの前も投げ負けているメジャー屈指の左腕・バルデス。

 しかも、敵地。勝てる要素はほとんどなかった。

 案の定、大谷は投打ともいいところなく、エンゼルスは完敗を喫した。

 
「いいところなし」か。

 それで頭に思い浮かぶのはウルトラマンの対ゼットン戦である。

 八つ裂き光輪をはじめ全ての武器が通じず、肉弾戦でも圧倒された。

 挙句、カラータイマーを破壊されて死亡。

 ゾフィーがウルトラの命を持ってきてウルトラマンは蘇生したが、人間は死んだら終わり。

 このところ、その容赦のない現実と闘うことがよくある。

 
「いいところなし」といえば、このところの競馬がヘタクソな奴の麻雀もだ。

 前回、前々回とも、奴の快心の和了りは記憶に何にもナイマン。

 前々回に小四喜子と国士を和了ったわしと何と違うことよ。

 日本ハムは読売にサヨナラ負けしたものの、いいところはあった。

 が、却ってストレスが溜まった。いいところなく負けた方が諦めがつくことは確かである。

 ヤクルトは、ちったぁいいところがあったくせぇ。しかし、わしはもう諦めとる。

 阪神-ロッテは、ロッテがいいところを見せながらも敗れた。

 勝負の世界は負けたら何も残らないから、ロッテファンの太っちょは吐いたであろう。

 今日の夕飯もいいところが何にもナイマンだった。

 パン、ベーコンエッグ、ソーセージではな。

 明日はカレーの予定である。明日のカレーは、具を豚肉とジャガイモだけとする。

 というわけで、今日もいいところなく1日が過ぎようとしている。

 明日もいいところを見せられるわけがない。了

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