白仁天

  
 プー太郎生活2893日目。

 久々のザトペックで疲れた。

 来る日も来る日もザトペックデーのサラリーマンの偉大さを再認識したわ。

 しかも、そいつらに報酬効果の報酬はないはず。わしは、今日も報酬を多くしたぞ。

 その一環でJ:CОМブックス上の週刊誌を読んだ。

 その中で最も読ませたのは、週刊ベースボールの張本氏のコラムである。

 今回は、東映で同僚だった白仁天の思い出話であった。

 刮目したのは、以下のエピソードである。

 
「白と大杉とは犬猿の仲だった。

 これは白が合宿所を出た時の話だが、ある時、2人が
『お願いがあります』と、私の所にやってきた。

 
何事かと思えば、私の立ち合いの下、思う存分2人でケンカをやらせてくれという。

 何分かやらせておいて、キリのいいところで止めた。

 2人は物足りなそうだったが、
『もうそれで十分だろう』と説教したものだ。

 
今では考えられない、懐かしい‘東映の暴れん坊’達の思い出だ」

 あの大杉と互角とは、白も強かったんだな。

 しかし、本当に今では考えられないエピソードだ。

 
「白は審判を首投げしてねじ伏せたこともある」って、白の気性の激しさは、わしも知っている。

 
「もう少し冷静さと落ち着きがあれば、もっと活躍できたと思う」か。

 怒りの沸点の低い韓国人の中でも白は特段低かったわけだ。

 そういや、韓国に戻って、姦通罪で逮捕されたという事件があったな。

 そのニュースを聞いて爆笑したものである。

 白は存命なのだろうか? 

 張本氏も、
「もう20年以上も連絡が途絶えている。元気に生きているのなら問題はないが」と心配している。

 あれだけ気が短ったから、脳梗塞とかになったかもしれんな。

 ザトペックの最中でも、相撲は後半戦を見た。

 あんだ、錦木の強さは。今日は若元春を電車道で寄り切った。

 これは、まじで錦木の優勝があり得るな。

 若元春は、今日の2敗目で大関取りに黄信号が灯った。

 残り10日で9勝は、残りの対戦相手を考えたら極めて厳しいノルマである。

 朝乃山と霧島の黒星には吐いた。今の上位陣にアンパイは存在しないということか。

 弟との電話でフルトンが火曜に来日していたことを知った。

 試合の2週間前に来日とは早い。それだけ調整に時間を掛けるというわけだ。

 
「自分の仕事を遂行するために来た。それは勝つこと。

 ただ日本にエンジョイに来たわけではなく、しっかり仕事をして帰りたい」 


 その静かな燃え方が何とも不気味だ。

 賭け率では井上が有利と出ているが、わしはそう思わん。

 リーチがあって懐が深く、ボクシング偏差値がクソ高いというフルトンは、どう考えても一番やりづらい相手である。

 読売-広島もライブで見ていた。

 って、全然ザトペックデーじゃねぇじゃねぇか。

 ま、ともかく、4時間を無駄にしなくて良かったわ。

 阪神-DeNAの首位攻防戦は、阪神の2勝1敗か。

 DeNAとしては、スイープされずに済んで良かったといったところである。

 ヤクルト-中日の最下位・南海権左攻防戦でヤクルトが負けた。ええ加減にしとけや。

 明日もティップネスに行く。当面のザトペック作業はほぼ終わりとしたんじゃい。

 が、19日頃から、またザトペック作業が入る。

 また、19日前後は号泣組翁からヘビーな仕事を依頼される時期である。

 今年は依頼が来ない可能性があるが、それならそれで肉体的にも精神的にも楽になるから予選にかまけられる。

 今年も予選で絶叫マシーンになる覚悟は、とうの昔に出来ている。了

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