右ストレート、一閃

  
 プー太郎生活2904日目。

 右ストレート、一閃。

 井上が難攻不落と言われたフルトンをぶっ倒した。

 井上が2回ダウンして判定負けするという夢は逆夢だったわけだ。

 8ラウンドに決着をつけるまで、確かに井上が押していた。

 だが、KOするのは無理だと思っていた。フルトンが井上のパンチを殺していたからである。

 フルトンは鼻血を出した4ラウンド以降は前に出てプレッシャーを掛けてきた。

 それが井上には幸いしたと言える。アウトボクシングに徹せられたら倒せたかどうか。

 ただ、井上の方が実力が上だったことは間違いない。

 それにしても、フルトンは不気味だった。

 試合前に流された練習光景とかを見て、
「こりゃ、勝てないな」とビビッていた。

 井上の強みはどのパンチもKОの威力を秘めていることとディフェンスが抜群なことである。

 今日もほとんどクリーンヒットはもらわず、顔に傷1つなく勝った。

 こうしてみると、ドネアは強かったんだな。第1戦では井上の面相を変えたからな。

 まだ興奮していて、これ以上、井上の試合については書けん。

 1つ言えるのは、わけのわからないネットでの中継だったのに、ライブ観戦できて大満足だったことである。

 話は変わって、今日は号泣組翁からのレターパックが届くまで予選にかまけていた。

 レターパックは単に郵便受けに入れられるので、1時間ごとに郵便受けを見に行った。

 レターパックが郵便受けにあったのは2時過ぎ。それから弟の家に行くまでハードな仕事をこなした。

 もう1つメンドーな仕事を抱えているので余裕が何にもナイマンなのである。

 メンドーな仕事は本当にメンドーだ。そもそも先方の要求レベルが高すぎる。

 その仕事を引き受けたことで後悔という名の地獄に落ちている。

 女性蔑視発言の団塊おっさんの岩倉は、帝京を撃破してから勢いに乗った感がある。

 今日は修徳に8-1でコールド勝ちした。

 おっさんはサウナルームで上機嫌攻撃を繰り出したことだろう。

 ティップネスを出前にしたことが残念だ。おっさんの狂態を見たかったわ。

 注目の愛工大名電-享栄は、愛工大名電が享栄の左腕・東松を攻略して大勝した。

 それまで無失点の東松だったが、愛工大名電を意識したのか、乱調気味なうえにバッテリーエラーも3つあって、2回途中で降板となった。

 愛工大名電打線は5回戦から当たってきたな。甲子園に出場したら優勝候補の一角に挙げられるだろう。

 神戸国際大付-社は、予想通り1点を争う試合になった。

 試合は延長タイブレークに突入した。これで神戸国際大付は2試合連続でタイブレークを戦うことになった。

 10回表が無得点に終わると、先攻のチームにはプレッシャーがクソ掛かる。

 神戸国際大付が10回表に無得点だったことで暗雲が漂った。

 しかし、社の10回裏の攻撃はノーアウト1、2塁から打って出て併殺。

 チャンスの目が消えたかと思いきや、ツーアウト3塁でのセカンドゴロをセカンドが一塁へ悪送球。

 記録はエラーか内野安打かはわからないが、残酷な幕切れであった。

 今日は一気に9代表が決まった。そのうち4試合がサヨナラ決着。

 決勝戦でのサヨナラ負けは、球児には余りにも辛い。

 明日も各地で予選が行われる。

 ハードな仕事も抱えているし、明日もティップネスは出前だ。

 明日も各地区の予選で大童になる…。了

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