慶応が横浜に勝つ

  
 プー太郎生活2905日目。

 今日は午前10時から3元中継とした。

 慶応-横浜をtvkで、花巻東-盛岡三と広陵-呉港をバーチャル中継で視聴したのである。

 この3カードで最も注目していたのが慶応-横浜だったことは書くまでもない。

 立ち上がりから3カードともいい場面となった。

 わしはキングギドラじゃねぇ。3つ同時には見れん。

 花巻東-盛岡三と広陵-呉港は一方的な試合になってきたので、慶応-横浜に注力した。

 試合はミス絡みで慶応が先攻したが、横浜が4-3と逆転。

 それで慶応が焦った。

 7回に先頭の1番・丸太がヒットで出た場面で、2番バッターがバントをフライにしてしまった。

 エンドランが掛かっていたので、1塁ランナーもアウト。

 昨夏の大阪桐蔭のバントエンドラン失敗を思い出したのは、わしだけではないだろう。

 1点をリードする横浜は、7回裏に9番バッターがライトへ強烈なホームラン。

 焦りが見えていた慶応にはヅガンな1発となった。

 9回表、2点を追う慶応は、9番の代打がスリーボール・ワンストライクから打って出て、三遊間を突破。

 よくぞスリーボール・ワンストライクからスイングを掛けたものである。

 しかし、1番の当たっている丸太はセカンド正面へのゴロ。

 併殺かと思いきや、丸太の俊足が生きて、1塁は間一髪セーフ。

 ワンアウト1塁で試合再開となった…。

 が、マウンド近辺で杉山が吐いていた。
 
 なんと、ショートの緒方がベースを踏んでいなかったという。

 併殺と思ったであろうセカンドゴロがオールセーフではピッチャーに辛い。

 送りバントで2、3塁になった後、3番の渡辺に甘い変化球をレフトへホームランされた。

 9回裏はリリーフに出た松井が締めて、慶応が6-5で勝利。

 杉山から二桁安打した打線は破壊力抜群のうえ、投手陣も揃っている。

 慶応が優勝候補の一角になるのは間違いない。

 昨年は投手力がシャワシャワだった花巻東だったが、今年のチームは投手力が一変している。

 打線は佐々木麟太郎頼りでないし、花巻東もАランクと評価されるはずである。

 広陵も強い。今日は呉港を寄せつけなかった。

 広陵としては不発気味だった真鍋に一発が出たのも大きい。

 他の打撃陣も充実しているうえ、エースの高尾は安定感があるから、決勝戦で負けることは考えにくい。

 ムーミンが今日の大冠戦で前田を先発させなかった理由がすぐにわかったわ。

 大冠のピッチャー陣がぁ。

 大阪桐蔭は初回に6点を一気に取った。だが、会心の当たりはなかった。

 それでも相手のミスにつけ込んで大量点を挙げ、結局、5回コールド
 
 大阪桐蔭には今日もホームランが出なかった。本当にらしくないな。

 だから、わしはホームラン打線が好きなんだって。それじゃ、原と同じだ。

 今日決まった代表校の中では明豊が好チームのようである。

 とはいっても、2年前のチームほどではなさそうだが。

 浦和学院が強い勝ち方で決勝戦に進出した。

 わしは森士監督時代に何度も大型チーム詐欺に遭ってきたが、息子のチームは一味違うか? 

 さて、これから仕事だ。昼間にサボった分を取り戻さないとな。

 たぶん、取り戻せない…。


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