大会4日目

  
 プー太郎生活2919日目。

 いやぁ、何とも言えない試合だった。第1試合のことである。

 1-1で延長タイブレークに入ってから、9回までとは違って目まぐるしく試合が動いた。

 って、ノーアウト1、2塁から始まるのだから当たり前だって。

 10回裏に鳥栖工がノーアウト満塁からのスクイズがダブルプレーになったのを見て、
「これはサガンが負けたな」と思った。

 そしたら、案の定、11回表にパスボールで富山商に勝ち越し点が入った。

 そんな嫌な流れの中、11回裏によく同点に追いついたものである。

 富山商の12回表はバント失敗があり、無得点。そうなれば流れは鳥栖工に来る。

 12回裏は送りバントの打球をピッチャーがファーストに悪投して、サヨナラ。

 最後は残酷な終わり方になった。見ているのが辛かったわ。

 そのタイブレーク中にラインを通知する音が鳴った。

 そんなもん、放置プレーに決まっとる。

 第1試合と第2試合の間にチェックしたら、競馬がヘタクソな奴からだった。

 
「8月11日~16日の間で遊べませんか?(15日を除く)」だと? 

 いい加減、しつこい奴だ。ペドロ・フローレスじゃねぇぞ。

 
「高校野球。小四喜子、国士」と返した。返信として、それで十分よ。

 あれ? 日大三って、こんなに強いっけ? 

 西東京大会では駒大高にやっと勝ったし、決勝戦でも打線が炸裂しなかった。

 だから、日大三を軽視していたことは確かである。

 今日は何より先発の安田のピッチングが見事だった。

 先輩の吉永に教わったというチェンジアップが切れ、ストレートには伸びがあり、社打線を寄せつけなかった。

 しかし、吉永が投げていたのはシンカーではなかったか? 

 チェンジアップにせよ、シンカーにせよ、決め球を持っているのは強みである。

 ほぉー。安田は公式戦初の完封だったのか。

 それだけ今日はいい出来だったわけだ。そういう日に当たったとは、社はハガかった。

 今年の日大三打線は、2011年のチームに比較して小粒なのは否めない。

 とはいえ、力強さはある。前評判が低かった日大三が台風の目になるかもしれんな。

 第3試合は、東京学館新潟が最後に1点届かなかった。

 ツーアウト2、3塁でキャッチャーへファールフライが上がった時のバッターや応援団の気持ちは如何に? 

 無私の立場で見ていたわしも思わず、
「あ~」と声が出ただけに。

 何とか逃げ切った市和歌山だが、次の神村学園戦は厳しいな。

 第4試合も接戦になると思っていた。

 が、神村学園が初回から着々と得点を重ね、10-2という大差ゲームになった。

 予選で龍谷大平安を完封した195㎝右腕の十川が7回途中で13本もヒットを浴びるとは全くの予想外だった。

 ここは神村学園打線の方が上だったということだろう。

 日大三の入ったブロックは予想が難しかったが、日大三か神村学園がベスト8に進出すると見た。

 第4試合の解説は、今大会からの東という人だった。

 
「初めての解説ぶりはどうだったか?」だと? それについては、ここでは申し上げない。

 しかし、その試合のアナがぁ。

 東さんが指摘したことに、
「はい」とか「そうですね」と言わずにスルーした場面が何度あったことか。

 初めての解説なのだから、伊藤慶太アナなど長けたアナと組ませればいいのによ。

 明日は3試合日である。

 しかし、明日も第1試合の開始時間は8時なので、朝ドラトラップに見舞われることになる。

 ったく、大概にせぇや。まじで不幸の電話をしたるぞ。

 明日は4時に人が来る。それまでに第3試合も終わっていればいいのだが…。

 というわけで、これから夕飯だ。今日もレトルト食品であることは書くまでもない。

 毎朝、青汁を飲んでいることで免罪としたい。了

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