休養日①

  
 プー太郎生活2928日目。

 
「仙台育英で決まりですかね?」 

 トレーニングで太っちょと会った際、開口一番でそう聞かれた。

 
「その可能性が高いと思います。阻むとすれば慶応ですかね」と答えた。

 って、まさか太っちょは仙台育英で琴光喜になっていまいな。

 わしが琴光喜だったら、仙台育英と心中しているところである。

 そしたら浦和学院戦、聖光学院戦、履正社戦との連戦で心臓が持たず、履正社戦で心臓発作を起こしていたかもしれん。

 須江監督が履正社戦後の勝利監督インタビューで、
「まだベスト8かという感じです」と言っていた。

 こう強豪ばかりに当たっては、それも無理はないわな。

 次の花巻東も楽な相手ではない。と言っても、仙台育英が負ける要素はないと思うが。

 太っちょは佐々木麟太郎のことを、
「左方向にしか打てないですね」と評していた。

 あれでは怖さがない。仙台育英の投手陣からホームランを打ってこないわな。

 3回戦を終わって、今年は大きな波乱はないと言える。

 朝日新聞が4強に推した4校のうちで敗退した広陵は慶応に、智弁学園は花巻東に負けたのだからな。

 昨年は、優勝候補2番手の智弁和歌山が初戦でノーマークの国学院栃木に脆さを露呈して吐いた。

 わしはジャイアントキリングが大嫌いなんじゃい。だから、ジャイアントキリングがない今年の大会にストレスは感じていない。

 今日、ハガかったのは、運動をしている時も、サウナや風呂に入っている時も、広陵の校歌が頭の中に流れていたことである。

 広陵で琴光喜になっていたわけでもないのに、どういうこっちゃ。

 今は、それは収まっているが、摩訶不思議なことであった。

 その広陵であるが、やはり慶応戦の真鍋の送りバントが納得できん。

 わしでもそうなのだから、選手間で中井監督の采配を批判しているのではないか? 

 もっとも、広陵の全選手が尊敬する人物を
「中井哲之先生」としているが…。

 思い出すのは、2010年の選抜大会の広陵-宮﨑工である。

 0-0の9回裏、広陵はノーアウト1塁のサヨナラのチャンス。バッターは新2年生の4番・丸子。

 左対左だから4番でも送りバントかと思いきや、中井監督は丸子に打たせた。

 丸子はツーベースを放ち、サヨナラ勝ちに繋げた。

 そしうた成功体験が中井監督にあるだけに、真鍋に送りバントは絶対にないと思っていたが…。

 しかも、相手投手はサイドハンドで、真鍋は中井監督が
「ボンズ」と呼ぶほどの左の強打者。

 広陵で琴光喜だった奴は、
「打たせろ」と喚いたであろう。

 結局、今日は床屋に寄らなかった。

 床屋の外に自転車が4台、オートバイが1台置かれていたからである。

 そんなもん、待たされるのは南海権左でもわかる。

 しかも、今日はカバンの中に本を入れ忘れていたから、待ち時間がクソハガいことになるのは明白だったしよ。

 試合の合間にカバンから本を出して読んでいて、そのままにしていたのである。

 「何の本か?」だと? それについては、ここでは申し上げない。

 言っとくが、漫画ではないぜ。このところ漫画は、寝る前に麻雀漫画しか読んどらん。

 さて、明日の準々決勝である。

 慶応、八戸学院光星、仙台育英、神村学園が勝ち進むと予想している。

 それで準決勝が慶応-仙台育英になったら絶叫マシーンになるな。

 八戸学院光星-仙台育英は、
「東北対決はいい加減にしろ」だろう。

 土曜も朝ドラトラップがあるのがクソハガい。

 朝日バーチャルでの中継がなかったら、NHKに殴り込みを掛けているところである。

 あ゛~、残り7試合か。既にロスと闘っている。了

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