休養日②

  
 プー太郎生活2930日目。

 不思議なもので、
「昼前まで寝たる」と思って寝床に入ると、9時前に目が覚めてしまう。

 連日、8時からの試合に合わせて7時半に起きていた後遺症か? 

 不思議なもの…。以下は竹井の名言である。

 

 何とか夕方までにムリゲー原稿を吐きまくりながら1つ完成させた。

 残りのムリゲー原稿は1つ。やりたくねぇ。

 他にも原稿を抱えているが、それはムリゲー原稿でないから気分はまだ楽である。

 さて、明日の準決勝である。

 順当なら仙台育英と慶応だろう。

 両校が負けるとすれば、相手の左腕が打てず、僅差での接戦を落とすパターンだと思われる。

 思い出すのは、1978年の選抜大会の準決勝である。

 準決勝の第1試合は桐生-浜松商、第2試合は箕島-福井商であった。

 誰もが桐生と箕島の決勝戦になると思っていたが、第1試合で桐生がまさかの敗戦。

 それで甲子園が異様な雰囲気になっていて、それに箕島の選手が浮足立ってエラーを連発し、福井商に3-9で大敗したのであった。

 もし今大会の決勝戦のカードが神村学園-土浦日大になったら、その大会に匹敵するほどの意外極まるカードとなる。

 休養日に関してであるが、ピッチャーの連投をなくすという面では良い措置だと思う。

 だが、サラリーマンにはハガい。飛び石で休みを取れる職場など、そうはないだろうからな。

 それが可能だったのは、わしの前の職場くらいなもの。それもわしが居た部署のみ。

 上司が出前をホイホイと認めてくれたからである。だから、今も元上司の方に足を向けて寝られんのじゃい。

 こうしてみると、昔のエースの3連投、4連投というのが如何に無茶だったかである。

 そりゃ、優勝投手がプロ入り前に肩をおかしくしたのも無理はないわな。

 夏の大会の優勝投手でプロで活躍したor活躍しているのは、桑田、松坂、田中将大、高橋光成、今井くらいか? 

 明日は8時半起きだ。試合開始が9時なので、クソハガい朝ドラトラップがないのが助かる。

 準決勝といえば、11時試合開始というのが通例だった。

 83年の池田-PLも11時試合開始で、11時にNHKのスポーツテーマが流れた時に緊張の極に達したものである。

 その日が土曜日だったことも覚えている。土曜日だったこともあり、甲子園球場は満員札止めであった。

 さ、メシを食うか。レトルトの牛カルビ丼とは、
「ふっ、哀れだね、どうにも」だ。了

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