ティップネスに行く
プー太郎生活3103日目。
待機の仕事があるといっても16~18時が待機時間なので、その前に久々にティップネスに行ってきた。
家に居ても悶々としているだけだし、天候も良かったから出掛ける気分になったのである。
残念ながら太っちょさんとは会えなかったが、色んな人と話せた。
トレーニングルームに入ったら、ヤクルトファンのハゲオヤジさんが超音波振動マシーンに乗っていたので話し掛けた。
愛犬家のハゲオヤジさんにはティップネスを休会にしていた理由を打ち明けていたのだが。
小太郎のことを話したら、いたく同情してくれた。
ハゲオヤジさんは愛犬を2匹見送ったことがあるとのことなので、わしの気持ちに寄り添ってくれた訳である。
その後、ハゲオヤジさんとラインを交換した。
ライン交換はわしにはできない芸当なので、ハゲオヤジさんにやってもらった。
わしは、超音波振動マシーンを3回利用することをルーティンにしている。
2回目の時、左隣のマシーンに顔見知りの優しい爺さんが乗っていて、向こうから声を掛けてきた。
「『しばらくあの人を見ないね』」と、皆と言っていたんですよ」か。
まあ、それだけ足繁く通っていたわけだが。
優しい爺さんにも事情を話し、「それはお気の毒ですね」と言われた。
優しい爺さんとは、帰りの際、ロッカールームで一緒になった。
「4年前にアキレス腱を痛めた時は一旦、退会して、それからまた入会しました」って、よほどティップネスが気に入っているんだな。
話は前後するが、プールでは女性蔑視発言の団塊おっさんと顔を合わせた。
おっさんとは挨拶を交わすだけの間柄だったのだが…。
わしがしばらく姿を見せなかった理由を知りたそうだったので理由を言った。
「気を落とさないように」って、如何にもおっさんらしいが、おっさんなりの励ましの言葉は嬉しかった。
サウナルームでは、顔だけ知っている爺さんに、「久しぶりですね。あの太っている人は毎日来ていますよ」と言われた。
その爺さんも、わしが久しく姿を現さなかったのを不思議に思っていたようである。
その爺さんにも訳を話し、「そうだったんですか」と言われた。
それにしても、毎日来ているという太っちょさんが今日に限って居なかったのは残念である。
わしを注意した男とも出くわしたが、お互いにシカト。
そうなるだろうことは想定内であった。
帰りにフロントに、この前、3~5月の休会手続きをしてくれた女性が居たので、4月と5月にデー会員に戻る手続きをしてもらった。
その女性はわしが休会している理由を知っているので、小太郎のことを話した。
悼んでくれるのを見越してのことだから、わしの甘え体質は何ともし難い。
「気分転換に来て下さい」に、「はい」と答えた。そうさせてもらう。
ただ、3月18日から選抜大会が始まるので、無料利用券をそんなに使わないが。
というわけで、待機の仕事は無事に終わった。
2時間家に待機しているだけで1万円というのはクソおいしい仕事である。
明日は動物病院に菓子折りを持って花のお礼に行く。
今日の帰りにコージーコーナーで菓子折りを買ったのである。
今日で小太郎が亡くなってから3日目か。
「まだ3日しか経っていないのか」というのが今の感覚である。了