2度目のティップネス
プー太郎生活3105日目。
家に居ても塞ぎ込むだけなのでティップネスに行ってきた。
小太郎が亡くなってから2度目のティップネス。
それが正解だったわ。太っちょさんやイケメンの男性スタッフに会えたからである。
今日も無料利用券を使ってのティップネス詣でであった。
無料利用券を使用するには、受付で手続きをしないとならない。
今日は最初に休会手続きをしてくれた女性スタッフにやってもらった。
その女性スタッフは、11月に退会する旨を言ったら大仰に驚いて、休会を勧めた人である。
その際、理由を話したことは日記に書いた。
で、小太郎のことを言ったら大変悲しんでくれた。
わしは、そういうのを人に聞いて欲しいというクソ甘ったれた性格なのである。
今日は雨だったからか、トレーニングルームは空いていた。
それで4度も超音波振動マシーンに乗った。
4度目の時、肩を叩かれ、後ろを振り返ったら太っちょさんだった。
太っちょさんにも小太郎が亡くなったことを話したら悼んでくれた。
超音波振動マシーンを降りたら優しい爺さんが、「ちょっといいですか」と、わしを椅子に座らせた。
いったい、何の話だ? わしがマナー違反とかをしたのか?
と思ったら、「あの太っている人なんですけどね」と、太っちょさんとトラブルがあったことを打ち明けたので驚いた。
それで太っちょさんの裏の顔を知ったのであった。
詳しくは書けないが、その話を聞いて太っちょさんに対する認識が変わったのは確かである。
ロッカー室で着替えていたら、去年の8月の休会手続きをしてくれたイケメンの男性スタッフと顔を合わせた。
「しばらく見なかったので心配していましたよ」
どうやら、わしが退会したと思っていたくせぇ。
それでまたまた同情を請う話をしてしまった。
その話をすると、皆、いちおうに顔を歪める。
そのイケメンの男性スタッフもそうだった。
しかし、胸の内を話すと少しは気が楽になるな。
サウナルームでは愛犬家のハゲオヤジさんと一緒になり、2人で犬の話をあれこれした。
ハゲオヤジさんの現在の犬が4代目というのは聞いていたが、全て雌というのは意外だった。
というのも、わしは雄派だからである。
今日、ティップネスに行けたということは、どん底状態から脱せたのかもしれん。
ただ、井上尚弥とネリの試合が5月6日に正式決定したというニュースを知って、「小太郎がその時まで生きていると思ったのに」と思ってしまった。
あに? 「阪神がオープン戦6連敗」だと?
たかがオープン戦といえど、されどオープン戦。
まだ3月上旬とはいえ、シャレにならない状態に近くなっているな。
昨年の阪神は出来過ぎのきらいがあった。今年は独走ということはあるまい。
明日は大塚のクリニックに行く。医師と話して、涙腺が決壊するのは間違いないだろう。了