大会3日目

 
 プー太郎生活3119日目。

 21世紀枠の別海は善戦だったと思う。

 その証拠に試合終了時に場内から大きな拍手が沸き起こった。

 わしはノーヒットノーランを喫するかもと思っていたわ。

 結局、14三振を食らった。そして、エラーは5つ出た。

 僻地の高校を21世紀枠で選んで正規枠の高校と対戦させるのは、やはり無理がある。

 それでも7-0と試合にはなったから、高野連の幹部達はホッとしたであろう。

 創志館の監督は、前東海大相模の監督の門馬氏。

 門馬氏は何らかの事情でケツをまくって東海大相模の監督を辞したそうだから、本人としては都落ち感はないのではないか。

 その門馬監督だが、ちょっと太ったように見えた。

 東海大相模の縦縞のユニフォームは着痩せして見えるのかもしれないが。

 別海は酪農が主産業の地の高校で、家業が酪農の選手もいると聞いた。

 酪農家は1年365日、1日も休むことができないという。

 生乳の出荷だけだと経済面で厳しいので、生乳をチーズ、バターなどに加工して販売する六次産業化している酪農家が多いと思われる。

 第2試合はロースコアの接戦になるとの見方であった。

 実際、5回を終わって1-1だった。

 が、6回、7回に山梨学院が得点を重ね、終わってみれば7-1。

 山梨学院は前年の選抜大会の優勝チームからメンバーがほぼ全員が変わって、相当スケールダウンしたとの前評判だった。

 確かに、前チームのような迫力はないが、今日の試合では集中打を見せた。

 関東大会の準決勝で健大高崎に勝っただけのことはある。

 準々決勝で健大高崎との再戦になったら楽しみな対戦となる。

 京都外大西は打線が振るわなかった。

 ピッチャー以外は全員が右バッターで、山梨学院の先発が左腕だったので、ある程度は得点できると思ったのだが…。

 そう考えるのは単純すぎる。もっと深く分析しろ。

 第3試合の解説は東洋大姫路OBの山口さんだった。

 試合前、その山口さんに竹林アナが甲子園出場時の雨の思い出を聞いた。

 第2試合の終盤から雨が激しくなり、第3試合の開始が遅れたからである。

 山口さんは、79年選抜の準々決勝の池田戦を挙げた。

 
「土砂降りで、何もかもずぶ濡れでした」

 数え切れないほど甲子園の試合を見てきたが、その試合ほど悪コンディションだった試合も記憶にない。

 今だったらクソ余裕で中止である。いや、その前の試合の浪商-川之江も強行されなかったであろう。

 第3試合は初回の攻防が、まず明暗を分けた。

 耐久はノーアウト1、2塁から送りバント。

 それをキャッチャーが三塁に送球してアウトとなったが、わしにはセーフに見えた。

 判定がセーフでノーアウト満塁になっていたら、耐久の初回の攻撃が0点で終わったことはなかったであろう。

 中央学院は初回にツーアウトからタイムリーで1点を先制した。

 その後、6点を追加した中央学院が勝った。

 1回の攻防を抜きにしても耐久とすれば勝てる試合ではなかったことは確かである。

 高校野球を見終わってから大相撲にチャンネルを切り替えた。

 今日の注目の一番は何と言っても琴ノ若-尊富士であった。

 さすがに琴ノ若が勝つと予想していたが…。

 これは新入幕での初優勝どころか、全勝優勝もあり得るぞ。

 大の里-貴景勝は大の里の圧勝だった。

 
「どちらが大関かわからない」と、誰もが思ったであろう。

 貴景勝は7勝で足踏みが続いている。これで負け越して大関から陥落したらクソハガいぞ。

 そんななか、霧島が負け越した。大坂アナが指摘していたように、どこか怪我をしているとしか思えないな。

 来場所はカド番か。来場所も今場所のような状態なら大関陥落は必至である。

 パドレス-ドジャースは、1-2とリードされたドジャースが8回表に一気に逆転した。

 パドレスは小刻みな投手リレーを見せたが、1人シャワシャワなピッチングをすると、そういう試合になる。

 大谷は5打数2安打1打点1盗塁か。まずますのスタートといったところである。 

 ダルビッシュの72球での降板って、あんだ。そりゃ。

 本土での試合までしばらく間が空くのだから、もっと投げさせんかい。

 なんにせよ、ドジャースがエンゼルスより強いのは確か。エンゼルスとは選手層が違い過ぎだ。

 明日も、選抜大会→大相撲→ドジャース-パドレスの順に楽しむ。

 ペットロス真っただ中だが、野球シーズンというのが救いである。了

次の日へ 前の日へ
日記トップへ HPトップへ