大会5日目
プー太郎生活3121日目。
やぶねぇ。
目覚ましを8時半に掛けていなかったら9時からの観戦に間に合わなかったところであった。
今日の注目の一戦は、第1試合の神村学園-作新学院。
実力は九州随一の神村学園と優勝候補の一角の作新学院は、大方の予想は作新学院が有利であった。
しかし、負けに不思議の負けなし。2度もノーアウト満塁のチャンスを逃しては勝てん。
江川2世と言われる小川も、初回に先頭打者をエラーで出したことからリズムを崩した。
作新学院は常に追う展開で、最後まで自分達のペースにならなかった。
そして、作新学院側からすれば、「ここで追加点を取れたら嫌だ」というところで追加点を取られた。
作新学院のヒットは13本。が、得点は3点。
拙攻というより神村学園の投手陣が粘ったと言えると思う。
左バッターが居並ぶ作新学院とすれば、嫌なタイプの左腕が先発であった。
投手交代も含めて神村学園の小田監督の采配が冴えていた。
ここであらためて日刊スポーツが神村学園をCランクとしたことに喝を入れたい。
取材不足もいいところだ。その記者に始末書を書かせろ。
江川2世と言われる小川であるが、江川とは比較にならないことは書くまでもない。
「何とか2世」がモノホンの足元にも及ばないことは多い。
40年以上昔の話だが、東海第四の西本が北海道出身ということで、「スタルヒン2世」と呼ばれた。
それに烈火の如く怒ったのが、読売の古参OBの別所毅彦と千葉茂である。
2人が口を揃えて、「スタルヒンに失礼」だと言っていたのを覚えている。
さすがに大阪桐蔭が不覚を取ることはなかった。
ただ、今年のチームもバッティングがやや非力であると思った。
7点取ったとはいえ、相手投手陣の四球に恵まれての得点が多く、打ち崩した感はなかった。
実際、会心の当たりは数えるほどだった。
エースの平嶋の出来は良かった。秋よりも状態がいいのだと思われる。
相変わらずラマルの守備は不安定だな。今日の試合では、ゴロをはじいてのタイムリーエラーを犯した。
送球に難があるラマルをサードで起用することは次の試合以降もないだろう。
第3試合はタイブレークになった。
何回も書いて何だが、ロシアンルーレットのようなタイブレークは好かん。
「9回までの攻防は何だったのか」と思ってしまうのも、その理由の1つである。
結果、報徳学園がサヨナラ勝ちしたが、愛工大名電としてはフィルダースチョイスが余りにも痛かった。
ファーストがサードに正確な送球をしていればフォースアウトだっただけに。
報徳学園を優勝候補の一角とする向きもあるが、どうにも打線に迫力がない。
昨年のチームが大型打線だっただけに、よりそう感じるのだろう。
とはいえ、今朝丸、間木の投手力は高いだけに不気味な存在であることは確かである。
今日も高校野球を見終わってから相撲を見た。
尊富士の優勝は間違いないな。
ここに来ての2差は大きいうえに、尊富士を止める力士が見当たらないし。
貴景勝が琴ノ若に組まれたのに勝ったのには驚いた。
貴景勝は組んだら幕下より弱いとされているのだが。
まさか…。
いや、それはなかろう。
大関互助会があった頃ならいざ知らず、今、そんなことをやったら引退勧告を受けるからな。
日刊スポーツのサイトなどで有名な弁護士が大谷に累が及ぶようなことを言っていることを知った。
大谷が全くあずかり知らないということはあるまい。
ピート・ローズのように自らが野球賭博をしたわけではないから厳罰には処されないにせよ、まずいことになるのは確実だと思う。
明日は大会6日目。早くも大会の半分は終わったわけだ。
心配なのは、明日、明後日の大阪方面の天気である。どうにも予報が良くない。
明日、明後日と中止になったらサラリーマンファンは吐き倒れるだろうな。
わしもやることがなくなる。となると、悲しみに圧し潰されよう。
今は、「悲しみにも必ず終わりがやって来る」を胸に刻むしかない…。了