悲しみと怒りの感情
プー太郎生活3135日目。
いつもの時間にティップネスに行くと、トレーニングルームではいつもの面々が運動しているのが目に入る。
サウナルームにも、いつもの面々が座っていた。
その面々を見ると安心感を覚える。それがわしを注意した男であってもだ。
今後、いつもと違う時間にティップネスに顔を出すのは止めよう。
居る奴らが知らない奴らばかりだと居心地が悪いからである。
太っちょさんは、今日、マリンスタジアムに観戦に行くと言っていた。
小島と宮城の先発と知って、ロッテが不利かと思っていたが、ロッテが1―0で勝ったか。
太っちょさんさんは社交的だから、ロッテファン何人かと飲んでいるのではないか?
ところで、ロッテの小島を「こじま」と読むようでは、高校野球ファンとしてアウトだぞ。
「おじま」は、2013年の選抜大会の優勝投手だからな。
読売-DeNAも際どい勝負となった。
結果は、DeNAが2-1で逆転勝利。納得だ。
しかし、ヤクルトは逆転負けを喫した。やはりクローザーが不在というのがクソ痛い。
今日は、終日、悲しみと怒りがない交ぜになった感情で過ごした。
桜を見るのは悲しい。
というのも、例年、近所の桜が咲き誇る道を小太郎と散歩していた時に、「あと何回、一緒に桜が見られるかな」と思っていたからである。
去年もそう呟きながら歩いた。それが最後の桜見物になるとは…。
今年は近所の桜が咲き誇る道を歩かん。いや、歩けん。
ぼったくりに遭った怒りは依然として収まらない。
「罪を憎んで人を憎まず」という言葉があるが、そんな境地に到れるわけがない。
工事に来た奴らを憎んでも憎み切れん。
あいつらには良心の呵責など何にもナイマンなのだろう。
麻雀漫画の傑作・「根こそぎフランケン」で、凄腕の博打打ちの竹井が以下のセリフを吐く場面がある。
「しょうがねぇだろ。なくなった銭は戻らない」
だから、そんな境地には到れんのじゃい。
ティップネスの帰りにスーパーで10%引きのシールが貼られていた豚肉を買った。
豚肉の10%引きなど、ふんだくられた額からすれば焼石に水もいいところだ。
明日はリグリーフィールドでのカブス-ドジャースが楽しみである。
大谷がリグリーフィールドでプレーするのは初めてか。
カブスのファンは熱狂的だから、大谷は大ブーイングを浴びよう。
野球を見ている時には悲しみと怒りの感情が収まって欲しいものである。了