一目ぼれした犬

 
 プー太郎生活3160日目。

 朝方にションベンに行く時は時計を見ないようにしている。

 時間がわかってしまうと2度寝できない体質だからである。

 で、時間をチェックしたら6時44分だった。

 それなら起きて録画したU23の日本-イランを見るまでよ。

 試合は日本の快勝。

 松木の
「おいっ」と叫ぶ狂態が見られなかったのを物足りないと思うほどだった。

 さすがのセルジオ越後もディスっていないな。

 セルジオ越後は、
「面白くないな」と思ったであろう。

 ティップネスでは、太っちょさんと愛犬家のハゲオヤジさんと話すことができた。

 昨日は終日ダマだったので、
「人と話すことは貴重だ」と再認識したしだいである。

 太っちょさんから昨日が鬼混みだったと聞かされた。

 行かずの竜で大正解だったわ。ヤクルトが読売をクラッシュした試合をライブ観戦できたしよ。

 ティップネスから帰宅して郵便受けを開けたところ…。

 水曜版、木曜版、金曜版、土曜版のゲンダイが入っていた。

 それは想定内だったの吐かなかったが、前に通っていた動物病院から予防接種の案内葉書きがあったのが…。

 小太郎が亡くなったことを伝えていないから、葉書きが来るのは仕方ないが。

 その葉書きの宛名に、わしの名前とともに
「小太郎ちゃん」とあったのを見てドーンと落ち込んだ。

 もう小太郎はいないんだって。その事実に打ちのめされた。

 それで思わずネットから
「みんなのブリーダー」にアクセスしてしまった。

 ダックスフントのブリーダーを検索していたところ、とある犬に一目ぼれした。

 その犬はクリーム色のダックスフント。

 次に飼うとしたら、小太郎とは色違いの雄のダックスフントと決めていたのである。

 で、その犬のブリーダーにメールで連絡した。

 
「まだ早い」だろうが、これも縁。

 ブリーダーから早速、返信があり、7日に見学しに行くことになった。

 わしの性分からして、その場で購入を決めるであろう。

 もしそのワンちゃんを飼うことになったら、小太郎の分も込めて愛情を注ぐ所存である。

 問題は、弟にどう報告するかである。

 日曜に会った時に、
「勢いで決めるなよ」と釘を刺されたばかりだし。

 明日あたり、事情を話すとするか。ま、どやされるだろうな。

 おっ。今日もヤクルトが読売に勝った。

 今日は負けを覚悟していただけに望外の喜びである。

 混セと思われたが、阪神が抜け出しつつあるな。

 ヤクルトと違って投手力が高いから、阪神には安定感がある。

 さ、これからゲンダイ読みだ。さすがに4紙を寝るまでに読めん。

 今日は水曜版だけになろう。了

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