厳しく叱る

 
 プー太郎生活3193日目。

 サウナルームのドアを開けたら、太っちょさんと愛犬家のハゲオヤジさんが話しているのが目に入った。

 2人は、わしのことを話していたくせぇ。

 わしを見るなり、
「けっこう噛まれた痕がありますね」と、口を揃えたからである。

 
「本気で噛まれているんです」と言ったら2人に、「厳しく叱らないとダメですよ」と言われた。

 そうか。厳しく叱らないとならないのか。

 どうやら叱り方がクソ甘かったようである。

 きつく叱ると、せっかく懐いたのに、わしを恐れるようになると思っていたが、それは間違った育て方なわけか。

 今飼っている犬が4代目のハゲオヤジさんが言うのだから間違いはなかろう。

 ハゲオヤジさんは、「
今まで甘噛みだけで、本気で噛まれたことはないですよ」と、自分の経験を話した。

 ということは、ブリーダーの躾が良くなかったのか? 

 評価が4.99のブリーダーが、そんなことはないと思うが…。

 ロッテの熱烈なファンの太っちょさんには、
「今日から3連勝して下さいよ」と、エールを送った。

 太っちょさんに今日のロッテの先発を聞いたらリーチ・一発・ツモで、
「おじまです」と返ってきた。

 それを即答できないようでは、また、
「小島」「こじま」と読み間違うようでは、ロッテファンとしては失格よ。

 その小島が乱打された。そんなもん、誰が付き合うかい。

 太っちょさんは明後日にドーム球場に観戦に行く予定だそうだが、観戦の日が今日でなくて良かったな。

 それにしても、阪神も広島も、それにヤクルトも打てんな。

 今年は投高打低とはいえ、各チームのファンはストレスが溜まるというものである。

 今日は勝ったものの、打撃のチームのヤクルトが得点力不足に喘いでいるのだからシャレならん。

 話は前後するが、帰宅してしばらくしてから、わしに噛みついてきた小次郎を厳しく叱った。

 それが効果てきめんだった。それから本気で噛まなくなったのである。

 叱る時は本気で叱らないとダメだったんだな。

 昔、付き合っていた奴が待ち合わせの度に30分以上遅刻した。

 嫌われたくない一心で何も言わなかったのだが、それも振られた遠因だったのかもしれん。

 しかし、そんな奴と一緒になっていたら、ハガいことになっていた可能性がある。

 振られたことを、
「万事塞翁が馬」と思いたい。

 明日はティップネスを出前とする。

 3日連続の留守番は小次郎には酷だからである。

 明日、号泣組翁から校正物が入ったレターパックが届くはずだから、ティップネスで使う時間を仕事に向けたい。

 また、明日にヨーロッパ選手権のガイド号がヨドバシカメラのサイトから来る予定なので、仕事が終わったら目を通す。

 明日を肥沃な日にしたいものである。

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