青森山田、甲子園出場

 
 プー太郎生活3241日目。

 今日、ティップネスに出掛けるかどうか大いに迷った。

 しかし、今日を出前とすると予選が大詰めになる明日以降は行けないだろうから会費に負けてしまう。

 しかも今日は田無で買い物をする必要がある。

 それで青森山田-弘前聖愛の途中で後ろ髪を引かれる思いで出発した。

 話は前後するが、起きてから花咲徳栄と健大高崎の試合を見ていた。

 ともにコールドゲームを予想したが…。

 健大高崎は打線が爆発したものの、花咲徳栄は滑川総合の変則右腕を初回以外は打ちあぐんだ。

 強力打線でも、どんなタイプのピッチャーにも対応できないというのはわかっとる。

 それでも予選は勝つことが全て。勝ち方に文句をつけてはいかん。

 青森山田-弘前聖愛は、青森山田の先発がエースの関でないことに吐いた。

 決勝戦でエースが先発でないって、どういうことだ? 

 案の定、初回に1点を先行され、2回から登板した関も制球難から1点を失った。

 こうなると焦るなという方が無理。

 4回に先頭の3番の對馬がライト前ヒットを打つも、無理にセカンドを狙ってアウト。

 それは焦っているということだと思われる。

 その時点で家を出た。

 歩きスマホはしない主義なので、電車の中でスマホからバーチャル中継にアクセスした。

 が、電車の中では電波状況が良くなく、なかなか起動しなくてイライラしたわ。

 結局、繋がらず。ティップネスに着くまでの辛抱とした。

 ティップネスのトレーニングルームでようやくアクセスした。

 すると、6回裏、ワンアウト2、3塁という青森山田のチャンスだった。

 ちなみに、トレーニングルームにスマホを持って行ったのは、2015年4月に入会して以来初めてである。

 超音波振動マシーンに10分乗ったところ、場面がツーアウト満塁と変わった。

 いつもなら次にストレッチ器具でストレッチをするのだが、そんなもん、誰がするか。

 ベンチに座って戦況を見守った。

 バッターは1番の佐藤。期待されたが、マウンド付近にフライを打ち上げた。

 「またチャンスを逃したか」
と、青森山田に肩入れしていたわしはため息をついた。

 ところがである。捕球体勢に入ったショートが取れず、ボールはファールゾーンに転がった。

 同点かと思われたが、ノータッチということでファールとなった。

 どちらも命拾いしたが、吉と出たのは青森山田の方だった。

 なんと次のボールをホームラン。

 その瞬間、ガッツポーズをしてしまった。

 ベンチに腰掛けてスマホを見ていた怪しい奴がガッツポーズをするのを見て、周りの会員はどう思ったであろうか? 

 青森山田は逆転したはいいが、エースの関は相変わらず制球が定まらず。

 ヒットは打たれていないのにピンチの連続だった。

 それでも何とか0点に凌いでいたものの、9回に初ヒットを打たれ、ツーアウト1、3塁のピンチを迎えた。

 あと1人だが、長打が出たら同点。しかも、バッターは4番。

 ここで、その4番がレフト線に快打。

 同点ツーベースかと思いきや、ボールがネットに挟まってエンタイトルツーベースとなり、1点止まり。

 ここは青森山田に球運があった。

 関は5番バッターを渾身のストレートで三振に切って取り、青森山田の春夏連続出場が決まった。

 最後のバッターを三振に打ち取り、バッテリーが抱き合った。

 最後のバッターが三振なら、バッテリーが抱き合わないと絵にならんて。

 わしがスマホの画面に首ったけだったのを愛犬家のハゲオヤジさんにチェックされていたくせぇ。

 サウナルームで、
「随分、熱心にご覧になっていましたね」と言われたわ。

 帰宅して愛知大会の結果を知って絶叫マシーンとなった。

 愛工大名電が名古屋たちばなに敗れただと? 

 それも0-2という完封負け。これが予選の怖さである。

 早実-国学院久我山は、J:CОМテレビで試合開始から見られた。

 早実の先発左腕が初回にいきなりスリーランを食らって吐いた。

 が、打線が爆発して、3回を終わって12―3。

 その12点には高校通算60発という宇野の満塁弾も含まれている。

 その宇野が2番って、メジャーの真似かよ。

 12-3になった時点で、
「これはコールドだな」と思ったのも束の間、5回表に先発左腕が4点と取られてKОされ、また吐いた。

 エースが5回途中で7失点KОたぁ。

 試合がノーガードの打ち合いとなり長引いたことで、J:CОМチャンネルがまた5時半で中継を打ち切りくさった。

 この野郎、まだ6回表の途中だぞ。

 バーチャル中継がなかったら、J:CОМ本社に殴り込みを掛けているところである。

 と怒っていたら、7回表に6失点して13-13の同点に追いつかれ、またまた吐いた。

 エース左腕を再登板させたのが裏目り、3連続押し出しフォアボールをやらかしたのである。

 そんなもん、ストライクが全く入っていなんだから、即、降板させろって。

 リリースに出た背番号10のピッチャーが同点で止めて良かったわ。

 同点止まりだったことが8回裏の決勝点に繋がった。

 9回表も冷や冷やしたぜ。ツーアウト1、2塁でフルカウントまで行ったのだから。

 最後はサードゴロ。ベースを踏んで試合終了。

 いやぁ、疲れたわ。

 やっとバイデンが撤退を決断か。

 遅ぇ。五十嵐毅の捨て牌切りよりも遅ぇ。

 それはそうと、ハリスで狂人野郎に勝てるのか? 

 狂人野郎が再選なんてことになったら、アメリカだけでなく世界がガッツ星人の最期の時のような混乱状態になるぞ。

 さて、明日はティップネスをどうするか? 

 予選のカードとその展開しだいとなる。了

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