空白の2時間半
プー太郎生活3244日目。
今朝は8時半に起きて、9時から健大高崎-前橋育英をバーチャル中継で視聴した。
試合は前橋育英が2回裏に2点を先制し、その時点で健大高崎ベンチはエースの佐藤を諦めた。
ただ、佐藤はバッティングもいいのでセンターに入れた。それが後に功を奏したわけであるが。
健大高崎は3回表に箱山と斎藤の長短打ですぐに逆転した。
ちょっと記憶が飛んでいるが、その辺で10時になり、星稜-金沢学院大付、大阪桐蔭-早稲田摂陵を見始めた。
やはり3元が楽しめる限界である。4元だと、ちょっと厳しい。
星稜と大阪桐蔭は相手からして、順当に勝つだろうと思った。
ムーミンも、「今日は楽勝」と踏んでいたのであろう、5番手か6番手と思われる左腕を先発させた。
ムーミンにとって「計算外だよ、玄大佐」だったのは、初回に4点を挙げてから、なかなか追加点が取れなかったである。
それはともかく、星稜も大阪桐蔭も危なげない試合展開となった。
健大高崎-前橋育英は4回表に健大高崎が2点を追加して、5-2となった。
3点差がつき、リリーフした石垣が153㎞の速球で相手打線を翻弄。
「これは健大高崎の勝ちだな」と思って、大塚へ向けて家を出た。
しかし、今日に予約を入れたのは不覚であった。
7月25日といえば予選が大詰めなことは常識じゃないか。
電車の中だと、どういうわけかLIVE中継が見られず、スコアだけしか追うことができなかった。
電波の状況が悪いのか、スコアにアクセスするのも一筋縄では行かず、えれぇイライラしたわ。
大塚駅に着いた時は、健大高崎が8-2、星稜が6-0、大阪桐蔭が6-2だったのでスマホを切った。
3試合とも先が見えたのとクリニック内でスマホをオンにしておくわけにはいかないからである。
帰りの電車でまたイライラするのは嫌だったので、読み残しのゲンダイを読んだ。
で、帰宅して群馬の結果を見て絶叫マシーンと化した。
健大高崎が9回裏に6点差を追いつかれ、タイブレークでやっと勝っただと?
詳しく試合経過を調べたら…。
9回裏は9人連続で出塁を許したことで同点にされ、なおもノーアウト満塁の大ピンチだっただと?
昨日の花咲徳栄と全く同じシチュエーションじゃないか。
もしバーチャル中継を見ていたら、昨日同様、感電死していただろう。
空白の2時間半がクソハガかったわ。
その大ピンチをイニングの途中で再登板したエースの佐藤がピッチャーゴロ併殺とライトフライで切り抜けたのか。
徳俵に足が乗っていたのを凌いだのも昨日の花咲徳栄と同じだったわけだ。
タイブレークの10回の攻防も凄まじかったくせぇ。
最後は1点リードのツーアウト2、3塁をショートゴロに打ち取ったと知った。
わしがショートだったら…。それから先は書く必要はあるまい。
それにしても野球は怖いな。
今日は健大高崎ナインが身を持って、そのことを知ったわけだ。
帰宅してから広陵-呉港を見始めた。
中井監督は呉港を軽視したのか、全国屈指の右腕・高尾を先発させなかった。
決勝戦のことも考えてのことだろう。
その中井監督の思惑通り、広陵が1回裏に2点を先制した。
が、その後、リリーフした背番豪12のピッチャーから追加点を取れず。
そうこうしているうちに1点を返され、6回表に先発左腕がツーアウトから3つの四死球でピンチを招いた。
そこで堪らず中井監督は高尾をマウンドに送った。
バッターは左の6番。
「高尾が打たれるわけがない」と思ったところ、ショートに強烈な打球が飛び、レフトへ抜けて同点となった。
ただ、打球が変な軌道だった。それで解説者が「打球がセカンドランナーに当たった」と言ったが、わしにはわからなかった。
スロービデオで見たら確かに当たっていた。
そこで4人の審判が協議。
長い協議の結果、「打球がセカンドランナーに当たった」というジャッジが降った。
それで広陵は命拾いした。とはいえ、打球がセカンドランナーに当たっていなくてもショートが捌いていたと思われる。
試合は8回裏に広陵がやっと追加点を挙げ、4-1で逃げ切った。
これで決勝戦は昨年に引き続き広陵-広島商というライバル対決となった。
その広陵-広島商をはじめ、土曜日の10時から見たい試合が何試合も重なる。
って、わしに「聖徳太子になれ」っていうのかよ。
いや、なる。それほど土曜の10時からは注目のカードが目白押しだ。
明日は早実が準決勝を戦う。相手は日大二である。
何とか準決勝に進出した早実だが、明日は厳しいか?
なんといっても投手陣がシャワシャワだからな。
最後にちょっとだけ相撲の話を。
今日の負けで貴景勝がついに7敗となった。
しかも明日は照ノ富士戦。角番脱出は絶望の2文字である。
今日の最後に大山倍達先生の金言を…。
「男というのは軽々しく絶望という言葉を口にしてはいけない」